執着を捨てる
幸せとは執着を捨てることかもしれない
僕は今、音楽が、ライブが出来ることが幸せ
だけど、それがいつか自分の中で反転してしまう時も来るだろう
その時、いかに執着を捨てて新たな道を選べるかが幸不幸の別れ道なのかもしれないね
執着とはつまり誠実であり、誠実とは悪く言えば自分を許さないこと
誰かを失望させたくないという優しさが、自分を取り返しがつかないところまで追い込んでしまうこともある
約束が呪いに変わるように
君のことが好きな人は、誰も君にそんなこと望んでないはずなのにね
だから誠実になれないという自己否定で、自分を傷つけるのはもうやめよう
誰もが自分の道を自由に選んでいいし、「逃げるな」とか君を追い詰める言い方をするやつのことまで大切にする必要はないよ
逃げた先で、また自分の中の幸福が反転する時があるかもしれない
そんな時も、一度選んだ道だからという執着は捨てて、自由に引き返したり寄り道したっていいんだよ
フラフラしてる人には世間はけっこう厳しいけどね
それでも、音楽って芸術って自由なはずだし、それこそが人生であってアートに成り得ると思うから
寂しいニュースが続いてるけど、僕はそう思います
来年リリースするアルバムのリードトラックで9月に公開したMVの曲「影」はまさにそんな曲です
あの人やあの人の幸せを願って