支援学級からの卒業
自閉症スペクトラム息子と頑張ってきたこと
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自閉症スペクトラム障害と多動性障害の診断がある息子。
10歳という年になり一区切りついた気がした。
大事なく育ってくれただけでも御の字だけど、欲を言えば何かに秀でて欲しいと思うのが勝手な親心で。
とにかくよくしゃべる子で、じっとしているのが苦手なので、いつも何かしていないと気が済まない。
人にあまり興味が無く一人遊びが大好きで、お友達と遊んだとかいう話を聞いたことがなかったりする。
自分の好きなことが生きている上での最優先で、寝食を忘れ趣味に没頭しそうになったり、作業を中断させると悪態をついたり。
そんな彼との生活の日々は戦闘ゲームの様な毎日で、ライバル(苦手な事)を倒したかと思えば、新たな敵(突然のパニック)が現れ、どうにか勝利しても突如初期設定(記憶違い・忘れ)の状態になり装備がない中、過去の亡霊(昔のこだわり・苦手)がさらに強くなって現れ、HPも底をつきかけている中なのに、最強の敵(生まれた瞬間からのこだわり)までもが追い打ちをかけるように自爆(癇癪)し、それに巻き込まれるような成り上がり主人公の感じだ。
その日々は私をある意味強く、そして弱くした。
譲れない部分は何時間もかけて二人で乗り越える一方、大人子供関係なく行き場のない感情を爆発させ二人で夜通し大声出して泣いたりもした。
何をして、何をしないか。
苦手なことが多い親子なりに難しい選択をしながら二人で生活に向き合ってきた。
その成果が実ったのか、今度、息子が支援学級から卒業する。
不安もたくさんある中、一年生から見守ってくれている先生からの後押しがあり決心した。
先はどうなるかわからない。
あぁ、生傷の絶えない戦いの日々の新たな幕開けだと思うと、おらわくわくすっぞ。