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ぼくの心が答えだった。

午前2時。丑三つ時である。

寝ようと思ったんだが、ぼくの心がそうはさせてくれなかった。


歌詞を書けと、曲を作れと。


今日の不甲斐ない進捗でお前は満足なのか?

「寝て起きたら良い曲が書けますように?」ふざけるなと。

ベッドの上で情けないデモを聴きながら改善点をアカペラで録音、歌詞を見直す。

お陰で良い歌詞が出てきたよ。

ぼくの心は間違っていなかった。

いつだってそうさ。

答えはここにある。

自分を信じよう。

実績はないが、積み重ねはある。

ぼくなりに失敗し、ぼくなりに乗り越え、

ぼくなりに成功を重ねてきた。

いつだってそうさ。

なんとかなる。なんとかして来たんだ。

自分を信じろ。

なんとかして来た自分を信じろ。

頭では忘れてしまっても、

心は絶対忘れない。

そんな丑三つ時であった。




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