VS 藤井奈々女流初段(2戦目)
藤井奈々先生にリベンジ申し込み。
1戦目と同じく、石田流VS4手目△4二玉からの~~、、、
△4五角打たせ乱戦になりました。
この形は昨日ソフトで何時間も研究したから今度は負けへんで!!
以下、19手目▲3六歩まで全く同じ進行に。
図では△2六馬や△5四歩がよくある応手ですが、藤井奈女流は△5二飛と早いタイミングで飛車を転換されました。
前局では▲7四歩から8二飛のコビンをいじめられる展開になったので、後手はそれを警戒されたのだと思います(図で▲7四歩は△8二銀で無風)。
さらに▲3四歩△4五桂▲1五角の飛び出しを消した用心深い端歩突き。
本局は前局の次の日に挑んだのですが、藤井奈先生はその短い期間ですでに対策を用意されていたご様子。
序盤でできるだけ優位を築いて逃げ切る算段でいましたが、目論見が外れて弱りましたね…。
5八玉型をダイレクトにとがめに来られ、先手は怖い形に。
ここが勝負所と見て、本局最大の考慮時間(3分)を投入しました。
そして、選んだ手順は▲4五角△6四飛▲5六桂△6五飛▲5四角。
結論を言うと、僕の選んだ手は正着で、形勢も先手良し。
ただ、良いとはいっても微差なので、わずかなリードを得るために失った時間の大きさを考え合わせると、むしろ失敗であったといえます。
最善に拘泥しすぎず、もっとサクサク指すべきでした。
時間に追われながら迎えた終盤戦。
次に△4六角成を食らっては尾張の国なので▲3七香と攻防手を放ちましたが、△3六歩が「一歩千金」の叩きでしびれました。
▲3六同玉の一手ですが3七香が無力化したのでゆうゆう△1九角成と攻め駒の補充が間に合います。
以下▲2五玉と香の利きを復活させつつワンチャン入玉狙いましたが、、、
△2二桂!が受けの決め手。
1二飛の横利きを遮りつつ、1四玉の遁走を防いでぴったりです。
以下、10手ほど手を進めて僕の投了となりました…。南無三。
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前局の序盤がわりとうまくいったので、味を占めてもう一度同じ展開に持ち込もうとしたものの、見事返り討ちにされました。
同じ手品は二度は通用しないってことです。
本譜は図で▲3四歩と指しましたが、攻めを呼び込んでやや危険な意味合いがありました。藤井奈先生のオススメは▲4六歩でこれなら後手に早い攻めはなさそうです。
藤井奈々先生、対局ありがとうございましたm(_ _)m
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