見出し画像

【読書記録】私という植物を育てることに決めた/キム・ウンジュ 文 ウォーリー・ラインズ 絵

おはようございます。
明けましておめでとうございます。
今年も1年、よろしくお願いします。

それでは、年明け最初の49冊目の読書記録やっていきます!

今回は、『私という植物を育てることに決めた/キム・ウンジュ 文 ウォーリー・ラインズ 絵』についてです。


なぜ、この本を選んだか?

この記事を書き出したのは、12/25のクリスマス。

2025年の目標をざっくり考えたところ、自分を育てたいと思いました。

毎年思うのですが、今年は特別思います。

今までのように、

「今の自分はダメだ。他の人に追いつかなければ。」

というような、自己否定的な成長のしかたではなく、

「なりたい自分になるための成長」

このような自分のことを大切にする成長をしたいと思いました。

(去年は人生初、適応障害になり、休職も経験しましたので)

このように考えると、タイトルにもあるとおり、植物を育てるように自分を育てたいと思い、この本を手に取りました。

どんな本?

詩集+表紙の様な絵が満載の1冊です。

とても癒されるし、読みやすい本です。

全7章で構成されています。

Step1 種まき
Step2 適度な水やり
Step3 枯葉はちぎり取る
Step4 蝶や蜂、星との遭遇
Step5 ほこりを拭き取る
Step6 ぴったりな季節を待つ
Step7 開花!

植物のように自分を育てるとはどのようなものなのでしょうか?

それでは、この本の中で特に気に入った部分を紹介していきたいと思います。

ポイント① 寝る子は育つ

この本の「夜の感情、朝の感情」という項目に書かれている部分の言葉です。

今夜、あなたが「失敗した。もうだめだ。世界の終わりだ」と
うちのめされているなら、できることはただ一つ。
着心地のいいパジャマに身を包み、早くベッドに潜り込むこと。

『私という植物を育てることに決めた』より引用

仕事でのミス、プライベートでのできごとなどで、気分がよくないことがたまにあります。

そんなときは何をしてもモヤモヤしてしまう。

夜ご飯を食べても、動画を見ても、お風呂に入っても、夜更かしをしても、そのモヤモヤはずっと頭の中にあります。

あまりにひどいと、
「消えたい」
とまで思ってしまいます。

そんなときには、何も考えず寝ることが重要とのことです。

きっと、心身ともに疲れてしまっているから、ネガティブ思考しかできないのです。

この本にはこのように書かれていました。

私たちは、誰だって時間や状況によって、まったくの別人になる。
だから、時には予想外の自分の姿にあわてふためいたりもする。

でも、そんなときは、自分を少しだけ甘やかさないといけない。
いろいろな姿のあなたを理解し、抱きしめて、受け入れてあげよう。
慣れ親しんだ自分、お気に入りの自分が現れるまで待ってみよう。
夜のあなたが過ぎ去れば、きっと朝のあなたに出会えるから。

『私という植物を育てることに決めた』より引用

この言葉を読むと、悩みごとは、ずっと続くわけではないのだなと思います。

その悩みはぐっすり眠ればなくなっていることもあるのだなと思いました。

自分が弱ってしまったときは、しっかり寝るようにしたいと思います。

そういえば、植物だって寝ているんですかね?

ポイント② こんな人になりたい!

この本の「人生における、あるべき高み」という項目にあった内容です。

自分を低くして
あなたより弱い人を肩車してあげることがあっても、
自分を低くして
あなたより強い人に
踏みにじらせたりしてはならない。
謙遜を忘れず
堂々とした
人間になること、
それこそが人生における
あるべき高みだ。

『私という植物を育てることに決めた』より引用

僕は、傲慢な人が嫌いです。

そのせいで、人の顔色を伺い、必要以上に謙遜していたのではないかと思います。

その結果、自分に自信を持つことはなく、人に意見も言わなくなっていました。

この文を読んで、謙虚であることと、堂々としていることは別であることがわかりました。

これからは、堂々とした謙虚である人を目指そうと思います。

ちなみに、僕の座右の銘は、

「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」です。

まだまだ実ってもいないのですが、【スゴいのに謙虚】という人物に憧れます!

ポイント③ 継続し続ける

僕の今年の目標は諦めずに継続することです。

僕は社会人になってからは諦めていることが多かったような気がします。

資格、会社員としてのキャリア、副業など。

この本によると、偉人も最初から偉人ではなかったようです。

「この子は問題児です」
───幼い頃のエジソンに対する先生の評価

「B級テレビ番組やラスベガスのショート同じレベル」
───20世紀を代表するアーティスト、アンディ・ウォー・ホルへの初期の批評

「あまりにブサイク。誰が彼女を連れてきたんだ?」
───無名時代のメリル・ストリープ(アカデミー賞三回受賞)に対するプロデューサーの言葉

「極端に誇張された現実、偶然だらけのストーリー展開は一編のナンセンスコメディを見ているようだ」
───新人時代のポン・ジュノ監督(アカデミー作品賞受賞)に対する日刊紙の評価

『私という植物を育てることに決めた』より引用

すごい言われようですね。

このような事を言われても、自分が信じたことを継続できた人は尊いです。

おそらく、批判やうまくいかないことが続くと、何度も心が折れたのでは?と思います。

このような人物を知ると、諦めずに継続すれば、偉業も成し遂げられるのではないかと思います。

面白いと思ったのが、このような批判をしていた人が、批判を受けていた人物が偉業を成し遂げたのを見ると、一番驚くのだそうです。

批判していた人の顔を見てみたいものです(笑)

自分ができないと思うよりは、自分ができると思った方が絶対人生は楽しいと思います。

今年は、自分はできると信じて、このnoteを継続しようと思いました。

感想

今年最初の記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

2025年も、noteを通じて交流できればうれしいです。

お互い応援しながら、いい1年、いい人生であることを願っています。

今年も1年よろしくお願いいたします。

お体には、気をつけて!

ではでは~。

※今ならKindle unlimited対象作品です。

いいなと思ったら応援しよう!