【書籍紹介】世界一やさしい「才能」の見つけ方/八木仁平著
皆さん、こんにちは。
3冊目の本のご紹介をさせていただきます。
今回は前回の八木仁平さんの著書の続編です。
まだ、前回のブログを読んでない方はよければ読んでみてください。
なぜこの本を選んだのか
「もっと才能が欲しい!」
このように思い、生きてきました。
理由は、才能があれば人生が楽しそうだからです。
人気者で、お金にも困らず、仕事を楽しむことができる。
才能があれば、人生を謳歌できると思っていました。
現実には、特にやりたくない仕事をし、特に誇れることもないサラリーマンをしています。
なので、この本を読んで才能を発揮し、人生を楽しむことができたらと思って、この本を手に取りました。
この本の冒頭にも、才能を見つけると、考え方や生き方、人生までもが劇的に変わると書かれています。
どのようなことが自分の才能なのか見つけるのがとっても楽しみです!
それでは、この本のポイントを紹介していきます。
才能が見つからない人の5つの間違い
そもそもなぜ、才能を見つけれた人と才能を見つけることができない人がいるのでしょうか。
才能の見つけ方を知らなかったり、間違った見つけ方をしているからだと思います。
この本では、才能が見つからない人の5つの間違いが紹介されていました。
人よりうまくできることが才能だ⇒ついやってしまうことが才能だ
「資格」や「スキル」が大事⇒一生つかえる才能が大事
「なりたい自分」になろうとする⇒「なりたい自分」を手放すと、才能が見つかる
努力は必ず報われる⇒才能を活かす努力が報われる
成功者から学べば、成功できる⇒あなたの成功法則は、あなたの「内側」にある
僕が思い描いていた、今までイメージしていた才能とは、真逆です。
スポーツや芸術の才能が欲しい。
何年もかけて、超難関資格に合格したい。
成功者の自己啓発本を読めば、自分も成功できる。
こんなことばかり考えていましたが、今日をもって辞めようと思います。
ポイント① 才能の見つけ方
この本に出てきた、才能の見つけ方の手順とは、
5つの質問に答える
1000リストから選ぶ
3つの切り口で他人に聞く
この3つの手順を行った後、1つの代表的な才能を書き、具体的な経験を4つ書くというものです。
具体的な質問やリストは、ぜひ本を参照してください。
例えば、僕にはこのような才能があることがあると思いました。
前向きな明るい態度で接する
お金や時間を学びに費やす
ひとりでいる時間を大切にする
この才能リストの中の、
「お金や時間を大切にする」の具体的な経験でいうと、
いつもYouTubeやAudible(音声読書)や読書で学んでいる
学んだ事を読書ブログ等でまとめている
色彩検定や野菜ソムリエ等の資格も取得した
キャリアコンサルタント・プログラミング(挫折しています)も学んだ
このように1つの才能=1つだけの経験だと自信を持って証明できませんが、1つの才能=4つの経験もあると安定するので、1つの才能に対して4つを挙げるのがいいのだそうです。
また才能の掛け合わせをするのが重要だと書かれていました。
僕の場合だと、学んだ事を人に伝えたり、書いたりすることで、自分の才能を伸ばせそうと思いました。
ポイント② 長所を使う
先ほど才能の話をしましたが、才能にはいい面・悪い面があります。
具体的には、僕には「ひとりでいる時間を大切にする」という才能があります。
黙々作業をするのが得意で、ひとりの時間がないと自分を充電することができません。
仕事で適応障害になったときも、残業時間が多すぎるし、常に人と関わらないといけない環境だったため、体力が消耗していく一方でした。
この時に僕が行っていたのは、
短所に注目⇒視野が狭くなる⇒ミスが増える⇒短所がさらに気になる⇒もっと視野が狭くなる⇒さらにミスが増える
このようなネガティブループです。
この時の僕はずっと消えたいと思っていました。(頑張っていた自分を慰めたい。。。)
でも、ここでやるべきだったのは、
長所に注目⇒視野が広がる⇒短所をカバーする余裕が出る⇒長所がさらに活かされる⇒人から長所を認められる⇒さらに広がる
このようなポジティブループです。
今苦しんでいる人には、才能の長所の部分を使うようにしてほしく思います。
ポイント③ 才能を強みに変える方法
この本の最終章はここまで見つけた才能を見つけ、長所を活かした方がいいことを学んできました。
最後は才能を強みに変える方法が記載されていました。
4つのアプローチ方法があります。
ロールモデルを見つける
他人にアドバイスを求める
4タイプのスキル分類から学ぶ
好きなことを探求する
以上の4点です。
1~3はぜひ本を読んでいただき、4について記入していきます。
好きなこととは、名詞で表されるもので、興味があること。
得意なこととは、今回の本のテーマでついやってしまう、才能のこと。
この2つは勝手にモチベーションが上がってしまうものです。
この本では、
才能(得意なこと)=職種、興味(好きなこと)=業界と考えればいいとあります。
このように考えると、「キャリア」が好きで「人材業界」に入れたのはいいのだが、「カウンセリング」をしたかったのに、違う職種をしています。
「だから、息苦しかったのか。」
と、納得しました。
キャリアに悩んでいる人や、才能を活かすことができていないと感じている人はぜひ一度この本で自己理解をしてほしく思います。
感想
以上が、世界一やさしい「才能」の見つけ方でした。
余談ですが、才能について、僕がとても好きな言葉があって、
イチロー選手は野球でこそ、偉大な功績があるけれど、もし、事務職をするとこんなに活躍はできていなかっただろう。
って、誰かが本で書いていることを思い出しました。
やはり、その人その人の才能があり、ベストなポジションというものがあるのだと思います。
自分の才能や理想のキャリアを一緒に構築できるとうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではでは~。