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【読書記録】仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢/北野貴大著

はじめに

はじめましてー!!

やまのがたと申します。年齢は35歳の細身男です。

現在は、人材業界で会社員をしています。

投稿初回なのに、いきなりの告白なのですが、現在ピンチです。

ピンチなんです!

仕事が激務すぎて、体調がわるくなってしまい、適応障害と診断されてしまいました。(2024年9月~)

ただいま仕事を休職中です。

「このままじゃ、人生がヤバイことになる。なんとかしないと。。。」

そんな思いで人生をどうにかしたいと思い、このnoteを始めました。

「誰かに人生を教わるか?」

いや、騙されたり、お金を取られたりするのは怖いので、人に頼ることは辞めよう。

自分にとって手軽に学べるのは読書。

読書一択です。

自分が読んだ本に書かれていることで人生に参考になったことを記していくことにします。

そんな自分のために記した、このブログで他の人も幸せになればいいなと思っています。

お暇な人、ぜひ、読んでいってください。

初回、ご紹介する本はこちら!

仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢/北野貴大著 です。


この本を選んだ理由

僕は今回の体調を崩した経験から、今の仕事が向いていないと思うようになりました。

ただ、自分になにが向いているかわからない。

どんな仕事をしたいかもわからない。

今まで経験してきた職種はなんか違う。

もっと考えたいけれど、休職期間の終わりも見えてきた。

そんなときにこの本に出会いました。

それでは、本の紹介をしていきたいと思います。

キャリアブレイクとは?

この本のテーマである、キャリアブレイクとは何なのでしょう?

一時的に雇用から離れる離職、休職など、キャリアの中にあるブレイク期間のこと。
新しい造語ではなく、欧州やアメリカでは一般的な言葉。

『仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢』より引用

終身雇用制度が一般的な日本ではまだ浸透がしていません。
(このキャリアブレイクを利用しているのは、35人に1人くらいだそうです)

この本では、『キャリアブレイク』という選択肢もあるよって言うことが書かれている本です。

次からは、この本で学んだポイントを紹介していきます。

ポイント① キャリアブレイク期間には5つの段階がある。

休職をしてみて、思ったのは他の休職をした人はどのようなことを経験をし、復職をしたのだろう。

休職期間をどう過ごしたのだろうというのが不安でした。

僕の担当医はあまりアドバイスをしてくれないし、友人や周りにも休職をした人があまりいませんでした。

少しでも休職期間について知識があると安心ができます。

この本に載っていたのは、以下の5つの段階があります。

  1. 解放期・・・とにかく飽きるまで休む

  2. 虚無期・・・所属がないことの不安感

  3. 実は期・・・本当の自分の声を聴き始める

  4. 現実期・・・再び会社との距離を探る

  5. 接続期・・・自分のキャリアブレイクを定義する

僕も気がつけば、休職をし回復する過程で大体このような流れになっていました。

解放期の時には、自分が体調を崩す前の1/3くらいしか元気が出ず、自己否定をしていました。

休む段階の時にはしっかり休むことが大事ですので、目一杯休んで欲しく思います。

休めば嫌でも元気が出ますので、焦らずに!

ポイント② キャリアブレイク後にうまくいった人のモデルを知る

休職をして、復帰をする際には現状よりも悪くなってしまうのではないか?

このような未来に対するネガティブな漠然とした不安を感じていました。

「あんなに辛い会社に戻るのか」

このようにため息がたくさん出てました。

この本には休職期間後、よりよいキャリアを作っていっている方の事例が載っていました。

  • 人材業界で働いていて、休職期間を経て、改めて人材業界に働き始めた人

  • WEB業界で働いていて、働き方を見直し、自分にあった働き方を見つけ、幸せに働いている人

  • 学生の頃好きだったカメラを思い出し、フォトグラファーとして独立した人

  • 36歳で小学校教師を目指した人 など

挙げると他にも事例がありますが、このような事例を見るとキャリアブレイクって結構いいと思いました。

働きながら自分のキャリアを考えるってどうしても時間と体力的に厳しいですからね。

ポイント③ キャリアブレイクを選択した人への評価

この本には転職エージェントや企業の採用をしている人事の人がどのような評価をするのかということも載っていました。

  • キャリアの空白がある人よりも空白がない人の方が有利

  • 1年以上の空白がある人は注意

  • 転職回数が多い人はちょっと・・・。

このようなマイナス評価に結びついてしまうこともあるようです。

企業側からしたら、採用や教育のコストを取っているので、長く働いてくれて、成績を上げてくれそうな人に入ってきて欲しいので、しょうがないと思います。

ただ空白期間がある人でも採用になることはあるようなので、結局は面接での伝え方や空白期間で何をしてきたかが重要のようです。

また、一般的にはこのように見られてしまったとしても、採用人事の人とも相性があるので、自分がキャリアブレイクをしてしたいことがあるのであれば、キャリアブレイクという選択肢もありだと思いました。

実際、Daigasグループ(大阪ガスグループ)では、キャリアブレイク研修もしているようです。

時代とともに、キャリアブレイクという選択肢を受け入れてくれているように思います。

感想

以上が、『仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢』から学んだポイントでした。

「個人的にはキャリアブレイクがもっと社会に浸透すればいいのに。」と思います。

人生100年時代、ずっと働き続けるのは正直しんどいし、時代の流れる速さ的にも立ち止まったり、進む道を変えてみた方が現実的ではないかと思います。

転職や休職やリスキリングに興味がある人は一度読んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ではでは~。


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