2024/10/27 中国サイクルグランプリ エリート 11位
本当は福島県でこの前日に石川クリテリウム、この日に石川ロードレースが開催されるはずだったんだけど、衆議院選挙とかぶってしまったせいで中止。
そこにちょうど今回のレースが開催されるとの情報を見つけてエントリーした。
コース
コースはレースをよく走ってる人ならお馴染みの広島県立中央森林公園。
序盤はクネクネした細かいアップダウンのある下り基調、終盤に4分ほどの三段坂と1分ほどの展望台坂の2つの激坂を含む一周12.3kmの周回コース。
これを7周回、86.1km。
今年の5/26のトレーニングレースでも走ってて、その時は1周目の展望台坂で最後の最後に耐えきれず遅れ、そのまま集団復帰できずに一人旅。
6周回完了時に先頭から10分遅れてDNFだった。
登りが苦手すぎて好きなコースではない笑。
目標と作戦
今回のエントリーリストを見た時にシマノレーシングの天野選手はじめ、現役や元プロ選手、アマチュアトップの選手も多く参戦していた。
エントリーした時にはここまでレベルの高い選手たちがエントリーしてくるとは思っていなかったが、来年頑張りたいレースである西日本チャレンジロードレースに近いレベルで走れると思ってテンション爆上がり。
今回はあくまでもトレーニングレースなので、あまり順位にこだわりすぎず、色々なことを試そうと臨んだ。
今回の目標はとにかく先頭集団にぶら下がり続けること。
(なんか矛盾してる気がするけど気にしない!)
それでトップ選手と今の自分との差を把握して今後の練習内容に反映させる。
序盤は中切れが起きても取り残されないように注意しながら集団後方で脚を溜めて、中盤以降に集団前方から中盤で無駄足使いすぎないようにしつつ、自分が苦手な登りが得意な選手に対してどう立ち向かっていくか考えながら立ち回ろうと決めた。
レース
スタート位置は安定の最後尾。
ここがやっぱり一番落ちつく笑。
緊張してるのかスタート直後から足のだる重さを感じた。
アップを短めに切り上げたのが原因かもしれない。
1周目の下り基調のクネクネしたアップダウン。
最後尾で集団の様子を見てたら、明らかに下りが苦手そうな選手がいて、ギャップができかけてたから早い段階でパスして前に入った。
同時に終盤の激坂までに可能な限り早く脚のだる重さを取り除くために意識的に軽いギアでクルクル回す。
相変わらずエンジンの掛かりがおそい笑。
天野選手の後ろに位置取るように心がけた。
さすがのくだりの安定感、登りも無駄な力みがない。
アップダウン区間は難なくこなして勝負どころの激坂に突入。
脚のだる重さは完全には消えてくれなかったけど三段坂はクリア。
展望台坂でペースアップがあって、前回ここで千切れたことが脳内をよぎったけどここもなんとか気合いでクリア。
前回のトレーニングレースよりペースがゆっくりめだったような気がしたけど、実際にゆっくりだったのか、自分が成長したのかはわからない笑。
1周目は先頭集団でコントロールライン通過。
2周目、ホームストレートから超スローペースになったけど、それを見かねた天野選手が飛び出して集団一気に活性化。
しばらくハイペースで降りこなしたけどそのうち落ち着いた。
赤のS-WORKSに乗った高校生くらいの子が数回飛び出したりしてたけど、こっちのアタックは誰も反応することなく集団スルー。
元気だなぁとは思いつつもそこまでの脅威は感じなかったから自分もスルー。
途中のカーブでこの子とラインかぶることがあって序盤でそこまで神経質になるような場面でもなかったからライン譲って後ろついたんだけど、そうしたら自分に向けて(?)お尻の後ろで「ゆびをふる」された(これからピッピくんて呼ぶ笑)。
たぶん挑発(?)なんだろうけど、これでちょっといらっとした笑。
もし挑発のつもりじゃないんだったらダサいし、人によってはイラっとするしやめた方がいいと思う。
そんなこともありながら、たしかこの周回も集団でこなしたんかな。
2周目か3周目の登りでそこそこのペースで登ってるのにさらにペース上げられて有力選手3人が乗った逃げができた。
自分が4番手走ってたから一瞬ついて行こうかと思ったけど今の自分にとってはオーバーペース過ぎたので諦めて後ろの人たちに譲ることに。
だけどだれも追いかけることなく、そのまま逃げ成立。
もうちょっと早い段階で前譲ればよかったなとも思う、、、反省。
そのあとタイム差40秒弱は一気についたけど意外にそこから開かず、4、5周回目は集団内で先頭回しながら逃げを追いかけた。
だけど差が縮まることもなく、ずるずるタイム差が開いていく。
先頭回してくれる人少ないなと思ってたらそもそも集団がめちゃくちゃ小さくなってて逃げを追いかけるのも諦めモード。
途中の補給でボトル取ってアミノサウルス飲んでたら集団から遅れちゃって、飲んじゃいたかったから補給し終わってから降り区間で追いかけて集団復帰。
集団内では完全に見えなくなったから千切れたんだと思われていたらしく、びっくりされた笑。
そんなこんなで周回数消化してレース開始から90分経ったくらいで急激に出力落ちてきた。
先週のクリテリウムに照準合わせて練習してたから、今回の長丁場のレースに耐えきれなかった。
一応、クリテ終わってから今回のレースに向けて練習してきたつもりだったけど一週間だけじゃ練習足りないよなぁ、、、
アップダウンの登りは短いからなんとかこなせたけど、6週目の三段坂で1人遅れ始めたのにつられて自分も遅れてしまい、集団からは完全にドロップ。
あとはのこり1周3人で。
順位にこだわり過ぎないとは言いつつもやっぱりひとつでもいい順位で帰りたいからがんばるよね笑。
スプリント一本分の体力を残しつつ、先頭も回して少しでも自分に有利に。
最後のヘアピンを超えてホームストレート入ったところで少しだけペースアップ。
ここで1人スプリント勝負からは脱落させて2人でのスプリント勝負。
最後にもう一段上げようと思ったけど左足つって脚ピン笑。
ペダルを回せず、脚のつりを収めてから踏み直してゴール。
結果11位でゴールしたけどもう一つ上の順位でゴールしたかったなぁ。
反省
トップの選手たちとは圧倒的な差を感じた。
走り方、立ち回り方でどうこうなるような差じゃなかった。
ベースを強化するべく今年の冬はLSDちゃんとやらないといかん。
逃げが成立した後の動きに関しては前追いかけるために踏み過ぎたのかなとも思う。
もう少し早い段階で集団がかなり小さくなってることに気づいて、逃げを追いかけるのを諦めてる雰囲気を感じ取るべきだった。
補給とるタイミングが下手すぎる。
途中まで補給とるの完全に忘れてて4周目か5周目のコントロールラインで急いで取った。
ペースが上がりやすいところで補給とることになって集団から遅れて集団復帰にちょっと脚使っちゃった。
そもそももっと早い段階でちゃんと補給さえ取れてればこんな無駄足使うこともなかったし、もう少し長く集団に残れたかもしれない。
もっとロングしよ。
今回レース会場まで一緒に乗せて行ってくれたCREWの方々ありがとうございました。
そして会場で急なお願いだったにも関わらずボトルの受け渡しを引き受けてくださった大本さん、本当にありがとうございました。
次は来週の宝山湖!
がんばろ!