社会人営業マン備忘録①~経験学習サイクル編~
新卒やキャリア志向の高い大学生は、恐らく「PDCA」という言葉をよく聞く機会が多いのではないだろうか。
PDCAも今回伝える「経験学習サイクル」も、仕事をするうえで大事な「振り返り」の手段の一つだ。
そして、今回メインで伝える経験学習サイクルについては、思考タイプよりも行動タイプ(経験タイプと言った方が今回は近いかな)の人に合う振り返りの手法だ。
では、この経験学習サイクルとはなにか、入社してから3か月たった私なりの言語化をしてみようと思う。
そもそも経験学習サイクルとは
経験学習サイクルは、「経験→内省→概念化→実践」のサイクルを回す振り返りの仕方です。
それぞれについて簡単に説明する。
=========
・経験:自分が実際に行動に起こすこと。
例)プレゼンをする、商談をするなどの経験をこなすこと
・内省:行動したら、結果としてできた/できなかったが生まれる。その結果の原因について考えること
例)なんでプレゼンで相手に納得してもらえなかったのか
→言葉選びに失敗した
→情報が足りなかった
→準備の時間が足りなかった
・概念化:これが経験学習の大事なポイント。内省したものを一言で教訓化すること
例)準備する時間が足りないのであれば「相手視点で準備する」ことで相手に刺さる情報や言葉を選定でき、準備の効率化ができる
・実践:「相手視点で準備する」を実践してみる
========
これがPDCAとの違いは書くと時間かかるので以下に記事を貼っておくので見て下さい。
これが行動タイプに合う理由としては、勘のいい人は気づいていると思いますが、振り返りが行動ベースなんですね。
PDCAは目標に対しての振り返り
経験学習は行動に対しての振り返り
だからこそ、体育会系や行動量をひたすらとりまくるスタイルの人には相性がばっちりです!
実践してみての感想
じゃあこれを実践して自分がどう変わったのかを簡単に伝えて終わろうと思う。
変化は大きく2つです。
①転用の幅が広がった
②行動量をひたすら取るようになった
①について
転用というのは、いわゆる「概念化を他のことも使う」ことを意味します。
上記の例でいくと、「相手目線で準備する」は営業で行くと、商談はもちろん、架電でもですし、プレゼンの準備でも当てはまりますよね。
他の職種でも、マーケでも顧客が求めているものを仮説だって、それに必要な情報を回収していきますよね。
こういった形で、1つの行動から生まれた概念化が他にも転用できていることによって、同じ失敗は踏まなくなるし、成功体験が増えてるようになります。
②について
行動量については、恐らくこれも勘のいい方なら気づいてるかもですが、
経験学習は、経験の数があればあるほど振り返りの量も増えるんですね。
つまり、経験(行動)の量があればあるほど経験学習を回すことができるんです。
経験が多いと、経験学習サイクルが増える。
経験学習サイクルが増えると、概念化(転用)が増える
概念化が増えると、共通する考えが増え同じ失敗が減り、成功体験が増える
成功体験が増えると、成果につながりやすくなる
こういったサイクルが生まれてきます。
この振り返りを通して、今自分は新卒の中で爆速に成長して、この3か月の間ですがトップの成果を出しています。
今回は3か月で一番の学びだった「経験学習サイクル」についてお話ししました。
今後も自分の営業経験の話や、学びの言語化の場としてnoteを活用してくので、
見てくださった方は、もし時間があって暇だな~~と思ったら自分のnoteに質問やFBをくれると非常にうれしいです!
今回は以上になります!
同じ新卒の方、もしくはキャリアについて学んでいる学生の皆さんと一緒に成長していけたらと思っております!