天狗の兄弟は、やはり尊かった
天狗の台所season2スタートしました。
凄く楽しみにしていたので、始まって、season1の振り返りのシーンを見ながらうるっとしてしまいました。好きな作品の続編って、こんなに嬉しいものなんだなって感動しています。
season2は、基さんとオンの兄弟関係がしっかりとできあがっている状態からのスタートですが、オンの畑に行くときの、オンと基さんとのついていく距離感や、オンの畑でオンが畑の管理を任され家に帰ってくるときに、収穫した野菜の話をしながら肩を並べている姿は、1年という時間の流れとともに兄弟の現在の関係性が凄く表れているなと感じました。
それから、オンが凄く大きくなっていました。中学生の1年間のリアルな成長を感じつつも、またまだ幼さも残っていて、かっこよくなったけど可愛いっていうのは中学生のこの時期のリアルだなと思いました。また、season1で、オンの食べるシーンが美味しそうでとても好きだったので、season2でも、あの幼さが残りつつの無邪気に美味しそうなモグモグシーン、楽しみです。
そして何と言っても基さんのかっこよさは健在で、凜とした佇まいというのでしょうか…とにかく好きです。ピンと背筋の伸びた、ひとつひとつの所作の美しさ、あんなに籠や長靴を履きこなせる人はいないのではないか…と、思うほどです。料理シーンの手元の美しさにもうっとりです。さらに、気のせいではないと思うのですが、基さんの美しさがより増してるように思います。なんというか、表情がseason1より豊かになっているのではないかと感じています。オンは基さんとの生活の中で変化していったと思うのですが、それと同時に基さんもオンとの関わりの中で変化していっているんだなと感じます。
1話の終わりの少しコミカルなやりとりも愛おしかったです。車海老を見た瞬間、いかに美味しく食べるかしか考えない無類の食いしん坊基さん、可愛かったです。お母さんとオンの間に挟まってアワアワしてる感じがじわじわと面白かったです。
風景や料理シーンや音楽の変わらない美しさや、基さんやオンの変わらない所と変わっていく所が凄く良いバランスで、season2を待ちわびていた私の期待値を上回り、今後が益々楽しみになりました。
火曜日が楽しみです。