あいかわ ゆうごのしごと

声優/ナレーター/脚本/演出 朗読や舞台用に書き下ろした短編から長編をまとめます。 書き下ろしも可能ですのでご相談は、 blur.tem39@gmail.com こちらまで。 よろしくお願いします🙏

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最近の記事

朗読用短編「気遣い」

 ※この作品は、朗読ユニットふぁにびぃ9月公演用に書き下ろし上演された内容です。 登場人物 さおり(さおりん) こんちゃん(近藤) ボス(猿島楓)   さおり「お疲れ様〜。」 こんちゃん「おーおつかれー。なんか外騒がしいね」 さおり「今あの常連さん来てて大変なのよ。」 こんちゃん「え?誰。」 さおり「ほらあの、よくガハガハ笑ってる全身黒い服のさ。」 こんちゃん「あぁ。あの人ね。そりゃお疲れ様だ。」 さおり「んーありがと〜。お。なにこれ。」 こんちゃん

    • 朗読用短編「わたしの大好きな松並くんの話」

      ※この作品は、朗読ユニットふぁにびぃ9月公演にて上演された内容です。 登場人物 わたし (猿島 楓)   松並  店長 わたし「だから今度、一緒に山登り行こうってことになったんです!はぁ嬉しいなぁ〜。なんか全然人と仲良くするタイプに見えなかったし、どうせ脈無いだろうなって思ってたんですけど。向こうから誘ってくれたんですよ!すごくないですか・・・!?」 店長 「うん。そうだね。それは是非楽しんできて欲しいんだけど。まだほら、納品終わってないよね。もうすぐ退勤の時間に

      • 短編朗読「最近覚えた?」

        とある食堂 ランチタイムのOL 二人 女A   「これは?」 女B   「えー初めて見た。んーーなんだろう…。」 女A   「難しいっしょ。」 女B   「うーん。いや分っかんないわ。」 女A   「ふふーん。じゃあ、これは?」 女B   「いや、これはわかるよ。秋に刀の魚ね。これはさんまよ。」 女A   「おー流石にこれは分かるか。」 女B   「え、さっきのなんて読むの?」 女A   「これはねー。にしん!」 女B   「へー、これで。オシャレだね。春

        • 1人短編朗読「110番」

          通話をしている女 会話は楽し気な様子 ※電話先の台詞なし。主人公のセリフのみ。 「もしもし?もしもーし。あぁごめん。電波悪かったみたいで。今私の声聞こえてるー?」 「あぁ良かった。で?どこまで話したっけ。」 「あぁはいはい。」 「で?どうなの?」 「今の状況だよー。」 「濁してないでちゃんと答えてよ~。」 「はっきりしないなぁ。ってことはさっきと同じ状況ね。おっけー了解。」 「まあいいよ。私から話したいって電話かけちゃってたわけだしさ。とりあえず聞いて。」