2024年度 産業医集中講座に参加した話 5〜6日目(最終日)
きついきついきついきついきついきつい
きついきついきついきついきついきついきついきつい
きついきついきついきついきついきついきついきついきついきついきついきつい
マジできつい。キツすぎる。今この記事を最終日に書いているが、
最終日は午前中だけと思いウィニングランのつもりでいたが1分1秒がもうきつい帰りたい。切実に。
今帰っていいと言われたら仲間の情報でも平気で売るし機密情報もバラすだろう。
来週も同じことを繰り返すのと、小指を折るのとでは
割と真剣に悩むレベルである。一思いにやってくれるならすぐに小指を折る。
高校生の時のセンター模試を1日ぶっ通しでやった後の疲労感に近い。
それがずっと続いている。
初日に比べて最終日における私の集中力は5%残っていたかどうかである。
最初こそ真面目に講義を聞いていたが途中から
夜ご飯何にしようかなになり
その時期を経ると完全に地球の意思と一体化し無の境地に入っていた。
学生の時に心臓外科の12時間に渡る手術を
見学させられていた時以来の境地である
運動不足の罪については先の投稿で語った通りだが
木曜日を迎える頃には食欲が完全になくなり
自分が何を食べたいのかすらわからなくなっていた。
うつの初期症状である。
色々思うところがあるが主に2点について書きたいと思う。
①講義というレクチャースタイルの限界
②運営について
である。基本愚痴っぽくなりそうなのであまりネガティブにならない様
努めていきたいがどーもそんな感じの内容になってしまいそうな気がする。
まず①についてだが
木曜日の午後に教育のレクチャーがあったがそのレクチャーが
中々クリティカルな内容だった様に思う。
その講義でも話された有名なデータを引用したい。
こちらはラーニングピラミッドという
教えるスタイル別にどれが一番記憶に残るか？？
というのを比較したデータになる。
さて、このデータを見て分かる様に座学のレクチャーは圧倒的ビリである。
記憶定着度はなんと5パーセントである。
2時間レクチャーをしたとしたら、記憶に残る分はそのうち6分だけである。
なんとムダではないか？？？
それでやった気になるのであれば、講義資料だけ渡して読ませた方が良い。
なぜならreadingは10%記憶に定着するからである。
それでも講義の体はなしておきたいというのなら
動画を流せば良い。それならなんと20%の定着率である。
長々と講義するより4倍の効果が見込める。
教員の人件費もカットできるし、会場に集まる必要さえない。
そっちの方がいいではないか。
いい加減講義スタイルは程々にして欲しい。
コレだけ色々な技術が利用できる様になっているのだから
いつまでも非効率な方法にとらわれずに色々なやり方を試して欲しいものである
さて、すでに多分に愚痴っぽくなっている中
さらにそれを重ねる形になるが運営についてである。
ここにも色々言いたいことはある。
まず初日から言い続けてきたがトイレトイレトイレである。
トイレ本当に少なすぎである。なぜ700人近くいる会場の人数を
10個ちょいの便器で戦えると思ったのか。
仮にこれが分散して使えるならまだしも
講義の時間は完全に一致している為、休憩時間になると
700人の膀胱を腫らした人の群れがトイレに殺到する。
そしてそれを処理する休憩時間はわずか10分足らずである。
間に合う訳がないだろう？？？
1京歩譲ったとして小便器はまだいい。
大の者はさらに悲惨である。
毎時間トイレ前には長蛇の列ができているが
並んでいる人の中にはトリアージタッグが赤相当の人がちらほら見受けられる。
まだ列の後ろにいるというのに息を荒げ意識を朦朧とさせている
qSOFA2点相当の人も1日に1人以上はみるが、何しろトイレが満床なので
収容しようにもすぐにはできない。
今の所黒トリアージまで至ってしまったヒトはおそらくいないと思われるが
時間の問題な気がする。この体制を続けていたら遅かれ早かれ崩壊するだろう。
などなど色々思うところはあったのだが何にせよコレで終了である。
最終日まで無事に生き延びた自分を褒め称えたい。
メインホールのふかふかイスの自分でこれなのだから
イベントホールの慎ましき椅子で耐え忍ばれた先生諸氏には尊敬の念を禁じ得ない
一応補足しておけば会場で出されたお弁当は美味しかったし
何気に今回のスケジュールはたまたまわっしょい百万夏まつり
と重なっていたこともあって色々楽しむことができる環境ではあった。
が、やはり講習会は講演の質が良くてナンボである。
少なくともただ産業医資格を手に入れるためだけの通過儀礼
ではなく、いろんな勉強になったなあと思える講習会になっていけたらいいと思う
おまけ
わっしょい百万夏まつり 前夜祭の花火大会
入場料は一番安い席で4500円とちと高い
眺めが大変素晴らしい
屋根が邪魔してちょっと見えない