半日からOK!マザーテレサ施設のボランティア完全ガイド | コルカタ
インドのコルカタにあるマザーテレサの施設でのボランティアについて、参加方法、持ち物、衛生状態、日数などをまとめました!参加を検討されている方は必見です!
ちなみに詳しい感想はこちらに書いています👇
マザーテレサの施設とは?
インドのコルカタ(旧カルカッタ)で貧しい人々を支援していたことで知られるマザーテレサ。彼女が設立した「死を待つ人々の家」は聞いたことある人も多いのではないでしょうか?
彼女が亡くなった今でも身寄りのない人々を集めた施設は複数残っており、日々ボランティアとシスターさんたちが施設を運営しています。
私はもともとマザーテレサが好きでずっとボランティアをしてみたかったので、実際の経験を踏まえて参加方法等をまとめます!
参加方法
月水金の15時からマザーハウスにてボランティア登録会が実施されています。長期滞在の方はこちらに参加しましょう。
短期滞在で登録会に参加できない場合も大丈夫です。
参加したい日の朝7時にマザーハウスに行くことで参加証をもらえます。
ちなみにマザーハウスは人々が住む施設とは別で、シスターのいる事務所、テレサの墓、資料館、テレサが晩年を過ごした部屋などがある建物です。
GoogleマップのURLを貼っておきます👇
ボランティアで行ける施設は4つありました。※2024年8月時点
私の時は希望を聞いてもらえたので、あらかじめ考えておくといいかもしれません。
より詳細な説明は以下のサイトを参照されるとよさそうです。
持ち物(私的おすすめ)
公式なものではないですが、参加して必要だなと感じたものです!
手ピカジェル
小さいバッグ(貴重品入れとして)
虫除けスプレー(雨季はマラリアの危険性あり)
トイレットペーパー(ボランティア用トイレは綺麗だけど紙がない)
サンダル以外の濡れてもいい靴、洗える靴(水回りやトイレの仕事で濡れるので)
マザーハウスから現場までのバス代(カーリガートの場合は片道15ルピーくらい)
女の子は頭巾?あるとベター(してる人多いし私もした)
マスク、ゴム手袋は誰もしていなかったのでしませんでした。けど気になる人はしてもいいと思います。
代わりに?手ピカジェルを頻繁につけるようにしていました。
ボランティア当日のスケジュール
📍集合場所と時間
ボランティアはまずマザーハウスに集合します。
朝6時から1時間のミサがあるので、こちらに参加しても良いですし、ミサに参加しない方は7時に着けばOK。
ミサは綺麗な歌声に癒されるので、早起きできれば参加すると思い出になるかも。
余談ですが、朝のコルカタを女子ひとりで歩くのは少し心細かったです…。ゲストハウスから30分ほどだったので。
🍽️朝ごはん
7時から無料で朝ごはんが配られるので、ミサ終わりの人たちについていってマザーハウスの奥の部屋に向かいます。パンとチャイとバナナを自由に取ることができ、ここで談笑したりします。
基本ヨーロッパ系の参加者が多いですが、日本を含む東アジアの人もそこそこいました!
🗣️移動前の説明会
8時くらいに朝会のようなものが始まります。シスターが英語で進めますが、周りの雰囲気に合わせたり、日本人同士で助けあえばついていけると思います!
クリスチャンの言葉?をみんなで音読したり、ボランティア最終日の人に挨拶したりします。
その後に、行き先ごとに出発の指示がなされます。
登録会に参加した人や2日目以降の人は自分の担当施設への指示を聞きましょう。
そして最後に「今日が初日の人!」と聞かれるので
登録していない人はその時にシスターのもとに行きます。
名前と参加日数、希望施設を伝えると参加証を発行してくれ、
どの人と行くかを教えてもらえるのでついていきます。
🚌施設へ移動
みんなで移動するので基本的には着いていくだけで大丈夫です。
カーリガートの場合はバスで30分ほど+徒歩10分くらいでした。
✍️ボランティアの流れ(カーリガートの場合)
*施設に到着
到着したらロッカーに荷物を入れて、エプロンをつけます。ロッカーに鍵はないので、貴重品は携帯しましょう。
*ボランティアスタート
男女別に活動エリアが別れており、住んでいる人々はテーブルに座っています。
みなさん基本的に1人で座れるくらいの体調なので、老人ホームみたいだなと思いました。今はそこまで悲惨な状態の人はあまり見かけず、悲壮感もありません。
10時半まではフリータイムなので、
ハロー、グッモーニング、ワッツデイトゥデイ?
のようにコミュニケーションをとると良いみたいです。
若い人は英語が通じることもありますが、大体は通じません。
シスターから具体的に行動を指示されることはほぼないので、ベテランボランティアの様子を見ながら真似していきます。
日によっては洗濯をしたり、床掃除をしたり、忙しい日とそうでない日でばらつきがあります。
*10時半の休憩
1度だけ10時半に休憩があり、チャイとクッキーをいただきます。
*昼食タイム
休憩が終わったら皆さんの手を洗ってあげてご飯の時間。
大体の人は自力で食べれるため、基本的には配膳するだけでOK。逆に助けようとするとお局のヨーロッパ人に怒られます(笑)
中には食べられない人もいるので食事介助に入ることもありますが。
あとは水を配りまくると喜ばれます。
*食後の流れ
お昼ご飯を食べ終わったらトイレタイム。
穴あき車椅子に乗せて人々をトイレにお連れします。
※ボランティア用のトイレは別にあり。後述します。
服を捲ってトイレをさせて、手足とお股を流してあげます。トイレの奥にあるゴムデッキで水を流すと良いでしょう。
トイレタイムの後はベッドでおやすみタイム。
それぞれのベッドに名前があるのでそこで体を横にしてあげて、手を握ったりマッサージしてあげます。
何を言っているのか分からないことがほとんどですが、
それでも色々な方法で目線を合わせて対応するボランティアもいて尊敬します。。
そうこうしているうちに12時半になり、ボランティア活動は終了です。一緒に参加した人とバスに乗って帰りました。
個人的に感染症が心配なので、使用した靴は捨ててサンダルを買い、服はすぐ洗ってシャワーを浴びました。
ボランティアの感想、衛生面やトイレについて
施設は意外と臭くないし綺麗だし涼しい(シーリングファン完備)のでびっくりしました。
トイレもボランティア用に洋式が用意されており、ペーパーはありませんが日本人でも安心だと思います。
衛生状態や、人々の状態を受け入れられるかなど不安でしたが
老人ホームのような雰囲気だったので少し安心しました。
しかし中には寝たきりの重症な方や、コミュニケーションをとるのも難しいような方もいらっしゃいます。
不衛生すぎることはないですが、
排泄などにも携わるため、少し覚悟は必要かもしれません。
私は参加前に介護や排泄介助にかなり抵抗感があったのですが、
やってみたら意外といけるなという感覚でした。みんなサクサク作業しているし。
興味があるなら半日だけでも参加をお勧めします。
🔗参加して思ったこと👇