私のせいで別れたみたいな構図が嫌

ここを直してほしいとか、ここがダメだったとか、そうやって振られた訳だけど、
要するに向こうは別れたいわけじゃないのにお前が悪いから別れるって感じだった。

私としても3つの感情がぐるぐるしてる。
1つは彼への怒りの気持ち。
お前だってこうだっただろうとか、その言い方はないだろうとかそういう八つ当たりみたいな感情。
そもそも家事しないってなんだよ、してるじゃんか。
求めるレベルが異常なんだよ…という冷めた部分。

2つ目は、自己嫌悪。
ここまで築いてきた幸せとか信頼とか諸々の大事なものを、自分が家事をしないという理由だけでぶち壊すことになってしまったから。
ぶち壊すことになると分かってて直せない自分にうんざりした。

3つ目は純粋に別れたくないなっていう名残惜しさ。後ろ髪引かれる感じ。
向こうがご機嫌よく普通に話してる時は楽しくてラクなんだよなあ。これがずっと続いたらいいなと思う。

気を抜くと同棲解消が迫ってることも忘れそうになる。それくらい普通な日々が続いてる。
だけど少し考えたら未来は全然明るくない。

彼からしても色々あると思う。
私は彼も悪いと思っているけど、彼は全くそういう気はない。
だからこそ、俺は悪くないのにとか俺は別れたくないのに別れるハメになってしまった、くらいに思ってるんだろうなぁ。

その気持ちを私が頑張って覆すのってしんどい。
実際は意外と簡単に覆るようなものだったんだろうけど、彼の言葉は厳しくて厳しくて仕方がないので頑張れなかった。
だって本当にそう思ってるんだもん、と前置きしながらストレートに言ってくるのが嫌だった。

玉ねぎみたいに感情はいくつも重なってると思う。
一層目にはまだ一緒にいれるかなっていう根拠のない甘い考えがあって、けどそれをめくると現実に直面する。
彼はそんなこと思ってないし私は振られただけっていう現実。
それをさらにめくったら、他責にしたい自分の言い訳と苛立ちが出てくる。

責任転嫁ばかりである。

その感情の玉ねぎをベリベリめくるたびに現実に直面して痛い。