育てたいもの、とは
『糸を紡ぐ』
ふわふわの羊毛を
糸にするって
言葉にすると簡単なようで
イメージすることも
なんとなくできるような気がするけれど
実際に自分の手を使ってやってみると
きっと色んな感情が動きます
くるくると撚り(より)がかかっていく様は
言葉にならない感動が湧くし
プツッと糸が切れてしまうと
あぁ!とガッカリしたり
思うように糸にならないと
イライラしたり諦めてしまったりも
するかもしれない
でも、もっと大切なことは
『自分の手を使って 糸をつくることができるんだ』
という事で
しかも、道具は拾ってきた石と枝だけで!
(もちろん指だけでもできます!)
それがどんなにシンプルで素晴らしいことか
それを知れること
感じられること
その『心』を 育てたいと思いませんか?
◊
学校へ上がると途端に
結果や成果を出すことが求められるようになって
いつしか子ども達の中にも
「できる・できない」事が
「良い・悪い」という判断材料になっていきます
「できた」から「良い」
「できない」から「悪い」のではなく
そこへいくまでの過程に
なにをどう感じたのか
できなかったことも受け止めて
じゃあどうしていくかを
自分で考えて克服していけるか
そこを育てることが大切だと感じます
◊
なにかを『作る』ことが目的ではなく
『なぜそれを作るのか』を
シュタイナーの手仕事では大切にします
そして手仕事って、簡単にはできません
スピードを求められる現代
検索すればすぐに答えが見つかる現代ですが
手仕事は根気も必要です
積み重ねていくことで
そんな力も育っていきます
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シュタイナーの手仕事と文庫
ニディ∞ノディ
@teshigoto_okayama
うえだじゅんこ/岡山
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(只今教室準備中)
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読んで下さりありがとうございました。