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コロナ社会で「二代目社長」と一緒に考えたいこと

「二代目社長専門・伴走コンサルタント」の砂村義雄です。

世の中は今、コロナウィルスの感染拡大のリスクを回避するため外出自粛が続いています。そしてそれに伴い経済活動が停滞・ストップする状況に追い込まれています。緊急事態宣言が5月末まで延長されるとの一部報道もあり、またコロナが収束するにはかなりの時間を要する、という情報もあります。ということは、

このコロナ状態が「常態化」するということ

つまり我々は常に「3密」を避ける行動を取ることになり、買物などは例えば週3回程度に制限され、一方、会社ではテレワークが当たり前になる。

世の中の「行動様式が変容」する、ということです。

ここで今、経営者としてこの事態にどう対応したら良いのか?
残念ながら私も妙案を持ち合わせてはいません。しかし言えることは、

「発想を変える」必要があること

皆様の会社のお客様の「行動様式が変容する」のです。今までの考え方ややり方がそのまま通用するとは到底思えません。先代から会社を受け継いで事業を展開されている「二代目社長」の皆さんは、これまで承継してきたものをそのまま継続しながらも一方、「自分の経営」を模索されてきていると思います。先代からの経営方針やビジネスモデルなどを踏襲しつつも、二代目社長ならでは独自性新規性をどう打ち出すか? 顧客ニーズの変化や技術の発展にどう対応していくのか? 様々な観点で色々と検討されてきているはずです。従ってそのアイディアを今、この難局において実践する良い機会だと私は捉えています。

米国ビジネススクールの教授は、企業変革を実現するための第一ステップは
「緊急な課題であることを社内で共有すること」と言っています。

常態化するコロナ社会で、自社はどう生き延びていくのか?

これが我々が抱える「緊急課題」だと思います。そして「自分の経営」を模索してきた「二代目社長」にとっては絶好の機会であると考えています。


キャンピングカーを購入する店主が増えているとのこと。これまで店舗を構えて調理した料理を提供してきた飲食店。今後はお客様に自店まで足を運んでもらえる機会が減る。そうであればこちらからお客様のところに出向いて料理を提供しよう! キッチン付きのキャンピングカーは決して安くはありませんが、道さえあればどこへでも移動できます。食材は移動先で調達することが可能なことから、現地調達ならではの料理も創って提供することが出来る。

いかがでしょうか?

これを実現するためには、乗り越えるべき課題は少なくないかも知れません。しかし「発想を変える」ことで、やれることは必ずあるはず。

残念ながら私は、これを実践すれば大丈夫、という「絶対解」を持ち合わせているわけではありません。しかし「二代目社長」の皆さんと一緒に「最適解」を見つけるべく知恵を絞り、伴走をして行きたいと思っています。

「二代目社長専門・伴走コンサルタント」
砂村義雄

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