"ファンたちの熱量"からYOASOBIの魅力を描き出そうとしたらミイラになった 【UT×YOASOBI 『SING YOUR WORLD』 ライブレポート】
まえがき
この記事は、2021年7月4日に開催されたYOASOBIの生配信ライブ 『SING YOUR WORLD』のレポートである。
本記事は、普通の感想レポではない。
アーティスト・YOASOBIに照らされる"ファンたちの高揚"に焦点を当てた、観客観察の物語なのだ。
湖畔に映る富士を慈しむように。
太陽に照らされる月を愛でるように。
ファンの感奮を鏡として、YOASOBIの魅力を色鮮やかに描けたならば、書き手冥利に尽きる。
と、カッコつけた前書きを準備したのは、7月4日17時52分のことだった。
YOASOBIライブの感想レポートは絶対に書くと心に決めていた。
それも、普通に書くのではない。YOASOBIが小説×音楽という"新しさ"を生み出したように、僕も"新しい"ライブレポートが書きたい。そう思ったのだ。
そこで思いついたのが
「あえてファンに着目したレポ」である。
前書きでは、以下のように述べた。
湖畔に映る富士を慈しむように。
太陽に照らされる月を愛でるように。
そう。YouTube上ではコメントすることができる。そこから垣間見えるファンたちの燃え上がるような興奮。
それを描き出せたなら、起因となっているYOASOBIの魅力を臨場感をもって伝えることができる。
この方針を思いついた時の僕は、まさにこんな感じだった。
ライブの体験者というよりも、ファンの観察者としてレポートを書く。これまでにない斬新な角度からの描写は、きっと面白くなるに違いない。
そう意気込んで、ライブスタートの19:00を迎えた。
そして、開始早々、僕は一つの「ミス」をしてしまったことに気づいた。
しまった〜〜〜!!!
熱心なファンを観察するためには、僕に理性と冷静さがなければならない。
けれど、YOASOBIの大ファンたる僕が、生配信ライブを目の前にして、そんな状態でいられるわけがない。ミイラ取りがミイラになる未来しか見えない。
そして、『三原色』のイントロが流れ始める。
僕の理性が、リズムに合わせて崩れていく。
・・・
以降は、新しいライブレポのために理性を保とうとする僕と、YOASOBIライブの興奮で理性を失っていく僕とのせめぎ合いをご覧ください。
『三原色』 パート
ギリギリ理性ある僕(19:05):
ふむふむ。やはり良い曲だ。ファンのコメントはどうだろう。
おお。『三原色』に合わせて、赤・緑・青のハートをチャット欄に投げているではないか。
素晴らしい主体性。ファンたちと作り手との協働による「世界創造」だ。
数分後
理性が消えかけている僕:
え。演出すごい。まるで映画みたいだ。
・・・おっと。いけない、いけない。コメントも見ておかないと。
さらに数分後
理性がなくなった僕:
きゃ〜〜〜〜〜〜!!!
衣装、最高にイケてる〜〜〜〜〜〜
どこに売ってるのこれ!どこ!
理性なんて知らない僕:
二人ともカワ〜〜〜❤️❤️❤️
キュンですわ。キュン。
この時、スクショタイムって言ってくれてたけど、そうでもなきゃ、スクショすら忘れてしまう、この興奮!!!!!!!
ああ!!!生きててよかった!!!
獣になった僕:
『怪物』だあ〜〜〜〜
なんだか今日の曲、ベースバチバチアレンジで気持ちええ〜〜〜〜〜
耳がツイスト踊ってるよ〜〜〜〜💃🕺
天国に片足突っ込んでいる僕:
え!!!!!!!!
吹奏楽部の方々!!!!
驚き!!!!!!
万物をオーケストラアレンジしたい僕には、まさに天国!!!
羨ましいので、来世は大阪桐蔭に入学します。👼👼👼
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(訳:
わ!エモ!
Tシャツスタッフロールは流石にエモい!
これはギネスに掲載されるのでは?????????
「世界最エモスタッフロール」として!)
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(訳:
本当に最高だった!
ikuraちゃん。Ayaseさん。バンドメンバーの皆さん。スタッフの方々。大阪桐蔭の皆さん。ファンのみんな。今回のライブに関わった全ての方々。
全員で織りなす「YOASOBIワールド」。
これぞ、まさにエンターテインメント。
生きててよかった。
そう思える時間でした。
本当にありがとうございました!!!!!!!)