NICU退院後の心配事1:母乳の飲み
NICU退院後の心配事1:母乳の飲み
入院中に面会に行くと
看護婦さんが毎日体重を測っていて、
ちゃんと体重が増えていると
赤ちゃんが、ちゃんと飲めているサインのようで安心でしたね。
入院中の直接母乳は、授乳の前後で体重を細かく測って
何グラム飲みとったか、看護婦さんが記録していて
どのくらい飲んだか数字でわかって安心でしたね。
哺乳瓶に入っているミルクや母乳は
量がわかって安心でしたね。
多くの入院中の赤ちゃんは、
3時間ごと授乳の時間がきて、
毎回おおよそ同じような量を同じような時間間隔で飲んでいたと思います。
お家に帰ったら、どうでしょうか。
実は違うんですね。
基本の方針は
飲みたいときに飲みたいだけあげましょう。
という、正期産児の母乳の方針と同じです。
肺高血圧や
心疾患が残っていて
授乳制限のある子は別ですので悪しからず。
飲みたいときに飲みたいとき
これって、
30分も間隔が開かずにまた吸いたくなっちゃう赤ちゃんもいます。
3時間以上寝こけて静かーに過ごしている赤ちゃんもいます。
1時間以上、ずっとハフハフ吸ってたい、赤ちゃんもいます。
つまり、一日の中で、よく起きていて、少量頻回に吸いたい時間帯と、
たっぷり飲んで、ぐっすり寝ていたい時間帯があるんです。
ずっと吸ってたいタイプもいます。
ベットに下ろして寝かしたいけれど、飲んでるのか、飲んでないのか、わからない状態でずーっとハフハフしてるなんて、可愛いですよね。
ぐっすり寝てくれるタイミングが夜になる赤ちゃんはラッキーですね。
深夜帯に活発に活動したい子も結構います。
入院中のように
体重の増えの数字や、1回に飲んだ量の数字は
お家に帰ったら気にしないようにしましょう。
授乳のうまくいっている目安は、吸い付きがいつも通りの強さで
1日の中で、穏やかに機嫌よく過ごしている時間がある
というのが、新しい目安になります。
穏やかに機嫌よく過ごしている赤ちゃんを眺めていると
母も自然と落ち着いた感情になってきます。
その時間を大切に過ごしてくださいね。
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