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とある日の気づき『“ない”を経験したおかげで、“ある”の存在を感じられる。』
日々、気づきの種はたくさん転がっていて。
たくさんの感情を感じていて
どうせなら全部まるっと受け止めて
糧にしたいなと思い、
日々、ノートに自分の感情を綴っています。
そんななんてことない私の日常の記録から
感じたお話しをつらつらと。
つもりつもった体力の限界。
ちょっとの無理のつもりが
つもりつもって体に支障をきたした
少し前の出来事。
「ちょっとしんどいけど、
熱もないし、
休んだら迷惑を掛けてしまう。」
そう思って、
仕事に出ること数日。
とうとう仕事から帰った途端
体の痛みでダウンしたのでした。
そこで私はどう感じた?
動けなくて寝ている間、
色んなことを考え、感じました。
「家のことを旦那さんにしてもらって悪いな。」
「いやだって思ってないかな。」
「お弁当や外食ばかりで申し訳ない。」
「(お弁当代とか)お金が無駄にかかちゃう。」
「代わりに仕事に出てくれた人に申し訳ないな。」
こんな罪悪感から、
「このまま痛みがつづいたらどうしよう。」
「家族に迷惑をかけたらどうしよう。」
「お仕事つづけられるかな。」
なんて不安まで。
「普段、体のメンテナンスにお金をかけてなかったな。」
と、自分のお金の使い方の優先順位まで
改めて感じさせられたりもしました。
罪悪感を持ったり、
不安になったり、
落ち込む気持ちにもなったのですが、
反面、こんな気持ちもあったのです。
この日気づいた糧にできること。
「普段、健康に生活できていて
なんてありがたい毎日を過ごしていたんだ!」
普段、当たり前だと思っていることが
決して当たり前ではないと気づけたのです。
『“ない”を経験したおかげで、“ある”の存在を感じられる。』
おかげさまで安静にしていたら
痛みも落ち着き、動けるようになりました。
数日、痛みで夜中に目が覚めていたけど、
朝まで寝られた。
朝、すっと布団から起き上がれた。
そして普通に歩ける!
こんな何てことない、
なんとも思っていなかった日常の動作すら
感動レベルで喜べたのです。
そして、時にはめんどくさいと思っていた
ごはんづくりも、
「家族と自分のためにつくれる喜び」
に変わりました。
仕事に復帰した時も、
周りの人のやさしさに触れ、
体を動かしながら働くことが出来て
嬉しくてしかたない。
“ない”もきっかけの一つ。
ずっと罪悪感を感じて、
ずっと不安になっていたら
”ない”のドツボにハマってしまうけど、
きっかけにしてしまえば、
着眼点を変えて
見えていなかった”ある”の存在を見せてくれる。
なんなら今回、
ネガティブな気持ちになったおかげで、
自分が持っている前提にまで気づけた!!
なんだ。
”ない”ことだって糧になるじゃん。
そんなことに気づいた
とある日の出来事なのでした。
あっ、
みなさまも、くれぐれも無理のないよう。
ご自愛くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪