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仮想通貨ド素人の私がNFT出品をするまで〜出品とその後〜
こんにちは、にこともです。仮想通貨について右も左も分からなかった私が、NFTを出品した体験談を書いています。
1回目は、NFTに出品を決めるまでの経緯
2回目は、仮想通貨の口座開設について
3回目は、口座からウォレットへの送金について書きました。
そして今回は完結編です。
OpenSea以外のプラットフォームに挑戦してみる
前回、少額のイーサを買ったは良いものの、送金手数料が高いことに驚き、OpenSeaでの出品をあっさりと諦めた私。しかし、なんとしても出品をしてみたかったので、プラットフォームを変え、挑戦することにしました。
挑戦することにしたのは「hic et nunc」というブラジル生まれのプラットフォームです。椿さんの体験記で知りました。
OpenSeaほど規模は大きくなさそうですが、「息子さんの絵が2時間で売れた」という報告を読むと、取引は活発に行われてそう。期待が膨らみます。
また最初からやり直しか…とは思いましたが、プラットフォームや基軸通貨は違えど、NFT出品までの基本的な流れは同じです。1回目よりはさくさくと進みました。
hic et nunc で使われる通貨はテゾス(Tezos)ですので、まずbitflyerで、2000円分のテゾスを購入。ちなみに11月7日現在のテゾスは@991円です。
イーサよりはずいぶん安いものの、椿さんが記事を書かれた2021年6月の時点で@285円ですから、こちらもずいぶん値上がりしていますね。
そしてウォレット。Templeというテゾス用のウォレットをChromeにインストール。MetaMaskと同じように、パスワードの設定と、秘密のフレーズの確認を経て、設定完了。
そして次はいよいよ送金手続きです。送金手数料は、0.1テゾスでした。上記の現在のテゾスの価格から換算すると、100円ぐらいですね。1700円に比べたらずいぶん安い。ということで、送金し、無事にウォレットにお金が入りました!これでやっと出品準備が整いました!
やっと念願の出品!
こちらが出品した「hic et nunc」のアカウントページの画面キャプチャです。
作りとしては、なんだか20年ぐらい前の個人のホームページを彷彿とさせますが(^^; まぁ深く考えず進めます。
プラットフォームのアカウントとウォレットを同期(sync)させたら、「OBJKT」から作品を登録します。出品するファイルをアップロードし、絵のタイトル、説明、タグ、版、ロイヤリティ(二次販売以降でクリエイターに還元される利率)などを記入し、mint(NFTを発行)します。
このときにガス代が発生します。
ウォレットからガス代を支払い、登録が完了!
…と、これで出品が完了したわけではありません。ステータスは、最初は「not for sale」となっています。他人から買ってもらえるようにするためには、販売数と販売価格を決めて「Swap」する必要があります。
Swapしたら、「not for sale」が「collect for 8 tez」と、価格が入り、saleされている状態になりました!
間違ったファイルをアップしてしまったときは?
実は最初、アップロードするファイルをうっかり間違えてしまいました。NFTは、デジタル作品に「唯一無二性」を与える技術ですから、簡単にファイルを差し替えするということができません。作品に与えられたトークンをBurn(焼却)する必要があります。
このBurnという作業にも、ガス代がかかります。余計なお金を費やさないためにも、事前チェックは入念に!
心配していたガス代は…
さて、出品前に一番心配していた「ガス代」はどうだったでしょうか?
このhic et nuncでかかったガス代は、0.0008〜0.0023テゾスでした。今日の価格@991円で換算すると、0.79〜2.29円ぐらいですので、気にならない程度です。
想定と違ったのは、ガス代がかかるのは出品だけではないということ。登録(mint)は当然ながら、Swap(売り出し)時にもガス代が発生しますし、Swap をキャンセルするときも、Burn(登録削除)するときにもかかります。
1円程度のガス代で良かったですが、これをイーサでやっていたら…と思うと冷や汗が出ます。(苦笑)
なんとか出品までたどり着いたけど…
ということで、hic et nuncの私のページはこちらです。
なんとか出品はできたものの、椿さんの体験記のように、2時間で売れるという夢のような体験はできず、まだ手元に残っています。(苦笑)
一通り体験して思ったことは、
NFTは、作品売買だけでなく、クリエイターにとって、作品を保管する場にもなっていくのかな、と感じました。
たまたま同時期に、新宿区の「The Artcomplex Center of Tokyo」 という施設に行きました。有名になる前のアーティストたちが、個展やグループ展をしているのを見て、アナログの世界での出展もお金がかかるのだということを目の当たりにしました。NFTのガス代も、リアルからデジタルに場を移しての出展の費用なんだなと思いました。
次はお金がかからない方法で
途中、何度かリンクを挟みましたが、OpenSeaで無料で出品できる方法を後から知りました。すでにOpenSeaのアカウントは作りましたので、次回はこちらの方法で試してみたいと思っています。
絵の勉強や、仮想通貨、NFTの勉強も、少しずつ進めていきたいと思います。
4回のシリーズ、お読みいただきありがとうございました。
何かのお役に立てましたら幸いです。
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