見出し画像

わたしの「妊活×仕事」第二話

ご無沙汰しております。キャリアコンサルタントのKANAです。
去年の12月に第一話を投稿した、こちらの「わたしの妊活×仕事」シリーズ。多くの方にご覧いただき、感謝いたします。
ありがとうございます!
やっと第二話を書き上げましたので、是非続きをご覧ください♪
(第一話はこちら↓)


体調がなんかおかしい・・・

部内の別の上司から「自分の人生優先して良いよ。当たり前じゃん!仕事の負荷減らそう!」と言ってもらえたことで、少し肩の荷が降りた気がした矢先の出来事でした。

朝、起きられない。息ができない。

動けずに過呼吸になっている私を見て、夫が「これはもうダメだ」と察したそうです。すぐに近くの心療内科を探して予約を取ってくれました。

けどその時の私の頭の中は、「仕事を休みたくない。休むって上司に連絡するのが怖い」で支配されていて、でも起き上がれない自分にむなしくなり涙が止まりませんでした。

なんとか欠勤の連絡を入れ、予約した病院へ向かいました。

診断は【適応障害】


仕事は即日休職が必要との診断書、睡眠薬、抗不安薬が処方されました。

社内や上司からも私は強いメンタルを持っていると思われていましたし、自分でも気持ちが安定しているタイプだと思っていました。
この診断を上司に伝えた際は、とても驚かれました。

私はこのとき、正直ホッとしました。
「あ~。ここまで追い詰められてたのか。やっと解放されるのか」と。

念願の妊活中心の生活スタート

休職期間中はなるべく仕事のことは考えずに妊活のことばかりを考えていました。まさに私が望んでいた【妊活中心の生活】でした。

そんな矢先、父が亡くなったと連絡が入りました。
(両親は幼いころに離婚していますが、父とはメールや電話でやり取りしていました)

父は私の子供を抱っこすることをずっとずっと願っていて、何かにつけて「子供できたか~」と冗談も交えて言っていました。
父に子供を抱かせたいというのも、私の妊活の原動力でもあったかもしれません。叶うことがなく、無念でした。

「なかなか妊娠できない自分」「親を喜ばせてあげられない自分」「休職して働いていない自分」「何も生み出していない自分」すべてが悲しく、むなしく、とっても落ち込み、ふさぎ込みました。一人で運転して外出することすら恐怖に感じるようにもなり、ひきこもりの日々。

念願の妊活中心の生活になったのに、全然嬉しくない。
不妊治療専門クリニックに転院したのになかなかうまくいかない。
朝起きて夜が来るのがあっという間で、でも何もやっていない自分。

そんな生産性のない毎日が苦しくて仕方なかったです。
「これが私が望んだ生活なのか?」

こんな色の無い生活が半年過ぎ、休職期間満了を迎えました。

「退職させてください」

休職期間満了を迎え、復職することも検討しましたが、結果的に退職することにしました。
退職手続きを終え、自席の荷物を片付け、社員証を返却した日、すごく泣きました。
「悔しい」「悲しい」「私のキャリアがもう終わってしまった」「今までの努力は何だったのか」「せっかく転職したのに」「居場所がなくなった」「悔しい!!」
こんなマイナスワードが頭の中でどんどん湧き出てきました。
妊活に集中できると思ったのに、この時ばかりは「自分のキャリアが途絶えた」ことが悔しすぎて悔しすぎて・・・

退職してすぐ、初めての体外受精が待っていました。
働きたい気持ちはあったけど、妊娠したら転職先に迷惑かけるからとしばらく専業主婦生活を送っていました。
ところが、初めての体外受精は流産という結果に終わってしまいました。

そのあとから、私の考え方が徐々に変化していったのです。

続きは第三話でお話しします。


妊キャリサービスのお知らせ

昨年12月にリリースした「#妊キャリ」ですが、登録者数もぐんぐんと伸び70名を超える方にご登録いただいています。
ありがとうございます!

もっとより多くの「一歩踏み出したい」「自分らしいキャリアを実現したい」という女性に向けたサービスを提供したいと思い、今秋にプランのリニューアルをすることになりました。
(背景や妊キャリの想いについてはコチラのnoteをご一読ください)

それに先立ち、新規登録は8月5日20:00を持ちましてクローズとさせていただきます。新プランに向けた準備期間に入りますので、ご了承いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
アップデートされた妊キャリをお楽しみに!


よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは不妊治療で悩む方のキャリア支援をするための活動に、充てさせていただきます!