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君は僕のなにを好きになったんだろう

過去に
人から想いを寄せられた時に
相手の見ている自分と
本当の自分との距離を感じたことがある。

初対面でのイメージ。
見た目から来るイメージ。
こうであって欲しいイメージ。

例えば
私は人見知りだ。
人と打ち解けるには時間がかかる。
それがおとなしい人という印象になるのか。

例えば
たぬき顔で背の低い私は
女の子らしい子と決めつけられていたのか。

例えば
年上の落ち着いた女性が好きな男性は
私の方が少し年上というだけで
優しいお姉さんになって欲しかったのか。

好意を持ってくれた相手に
こちらも良い印象を持つことがある。
しかし、
相手が求めている私が透けて見えた時に
私はそういう人間ではないのですよ
と思うと
本当の自分を出すと嫌われるのでは
という気持ちになって
自分を出しきれないまま
結局うまくいかなくなる事があった。

ここでも他人軸だった私を感じる。

私は
お笑いが好きだし
くだらない話がとても好きだし
好物はビールだし
結構勝ち気な方だと思う。

そんな自分を出すに出せなくなる相手とは
うまくいかなかった。
そりゃそうだ。

夫とは出会った時から
気負わずに自然な自分を出せた。
だから私はとても楽だった。
でも、後に夫に聞くと
初対面の印象と今の私とは
だいぶ違う人だったらしい。

まぁ、人なんて勝手にイメージをつくるものなのだろう。
私も人に対してそうであるように。
でも、自分を出せない相手とは
何かが合わなかったのだろうなと思う。

最近やっと自分がありたい自分が
はっきりわかってきたような気がする。
今年の夏はショートのマッシュルームヘアにした。
だいぶお気に入りだ。
人からどう思われるかではなく
自分の好きな自分で生きていく。

タイトルは大好きな斉藤和義さんの曲名。

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