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何にもなくても、何かしたい!
こんばんは
よく器用貧乏だと言われるわたしです。
自分でもそう思います。
色んなことに興味があって、
色んなことに手を伸ばして、
色んなことを中途半端にしてしまう、
振り返るとこんな感じの人生。
もっと何か極めてみたりすればいいのに、
って言われたことあるし、
わたし自身もそう思う。
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そうそう、なんで急にnoteを書いてるかと言うとさっき絵を描いてたんだけど、思いのほかいい感じの絵が描けたの。こんなに素敵なものが作れるけど(ものすごく自画自賛)、これって何かわたしの役に立ってるのかな?って完成した絵を目の前にして考え込んでしまった。
なんかデジャブ。そうだ、何だか少し前に同じようなことで考え込んだなって。
この前、稽古場でプロフィールシートを作成してみんなに書いてもらった。みんなのこと知りたかったから。でも、わたしが作成したのに、答えるのに結構悩んでしまった。
特に〈特技は何ですか?〉の質問。
割と長めの時間考えて、結局〈方向感覚がいい、動物に好かれやすい?〉って書いたんだけど、
自分で書いといて全く納得してない、未だに。
方向感覚がいいのもきっと平均よりちょっとだけいいかなって感じだし。動物に好かれやすい?なんて、疑問形で答えちゃってるし。
思ってるより全然自分のことわかんないな〜って。みんなそんなもんなのかな。みんなそんなもんだとしても何の解決にもなってないからスッキリはしないしね。
そんなわたしの中にある疑問を何とかしたくて表現をしたり、一人の時間で自由に想像してやりたいことをひたすらする。でも、やっぱり大切なことは人のいる場所へいくことだとも思う。
話せる人、
ちゃんとわたしを見てくれる人、
伝えてくれる人、
怒ってくれる人、笑ってくれる人、
一緒にわくわくするようなことをしてくれる人、
色んな人がいる場所を求めているし、
わたしに何もなかったとしても、そういう場所をつくっていきたい。場所を作って、人が集えば、そのうちわたし自身がよく見えてくるから。
そういえば稽古場ってそういう場所なんだな〜って日曜にあった稽古でめちゃくちゃ思った。わたしは今回出演はしないけど、伝えることによって知れることがあったり、物語が少しずつ鮮明に見えてくる。頭の中にあった作品の世界観を共有することは、その人自身の表現の幅を広げることにも繋がるんだろう。
凝り固められたわたしの表現をぶっ壊せる唯一の手段は〈共有すること〉で、外側から見たもう一人のわたしを知る唯一の方法でもある。
一人でいる時に見えた自分と、誰かといたときに教えてもらった自分を照らし合わせて、何者でもなかったわたしは形づくられていく。
それが面白くて、でも時に悲しくて、そんなことを繰り返しながら「わたし」を受け入れていくんだね。
まあ結局ね、器用貧乏なわたしの、これだ!って特技は見つからずだったけど、今はそれでいいんだ。
だってまだ24歳だよ!何でもできるじゃん!何にでも手伸ばしてみたいじゃん!
ほんとうに極めたいと思ったことは、その時が来たら極めるだろうし。
何もないかもしれないけど、
何かしてたい!
培ってきた確かな感覚を信じて、
胸がときめくものを求めて、
何かおもしろいことしよ!みんな!
このnoteを書きながらGLIM SPANKY聴いてるんだけど、走り出したくなってきた。今なら何でも出来そう。そんな気持ちにさせてくれる。
まだ僕らが無知なことばかりなのは
今以上のときめきが待ってるから
一見、ネガティブに聞こえても裏を返せばそれはとんでもない朗報だったりするよね。そんな風に考えたらこれからがもっと楽しくなりそう。
「 Freeder 」めちゃくちゃいいので走り出したい人、聴いてみて✶
あ、制作チームで入ってる舞台は3/8-9に本番です!!!!!!!ぜひ!!!!