無職なぎちゃん仕事探しを決断
なぎは無職、仕事なんてまだまだ無理だと思っていた
やりたいこともなくどんな仕事がいいかもわからず悩んでいた
そもそも自分の病気と仕事できない呪いがかかっていた
でも最近起きたことがきっかけで仕事復帰したいとおもった
大学(のちに中退した)時代に発達障害の子たちのボランティアをしていたり、放課後の時間で関わる有料ボランティアをしたり特別支援学校のボランティアをしていた
また、教育学や心理学を学んでいた
それを思い出してそうだ、子どもと関わる仕事がしたい!!
と思った
最近起きたことというのはある子どもちゃん2人がパーテーションで遊んでて倒れそうになった
ちょうど居合わせたのはその子の家族とわたしより大人な人たち
倒れる寸前でその子のおかあさんやお店の人が飛んできた、そしてパーテーションを支え、元に戻そうとした
わたしは何も考えず直感で危ない!と思って真っ先に向かったのは子どもちゃんたちのところ
1人はすぐ出てきたけれどもう1人の子はなかなか出られず大人たちはパーテーションを直す方に意識がいっていたから、まだ子どもちゃんいるので危ないから(挟まると怪我する)動かさないで!!と言って出てこれる?大丈夫?と聞いたらゆっくり出てきた
その後パーテーションは大人たちに任せてとりあえず子どもちゃん2人と安全なところに避難した
2人とも茫然としていたので、びっくりしたよね?もう大丈夫だよ、誰も悪くないからね、大丈夫、怖かったよね?とよしよししながらパーテーションがなおるまで2人と一緒に座ってた
2人ともうん、うんと頷いてた
わたしはできることをできた2人とも大きな怪我はしていないと安心した
帰る頃には笑顔でバイバイしてくれた
その後思い出したのは自分が勉強やボランティアをしていたこと
そうだ、わたしは子どもと関わりたいんだと強く思った
よし、次の休みはハローワークに行こうと決めた
ただ障害のことをオープンにするかクローズにするか決めかねていた
そしてこのご時世に雇ってくれるところはあるのか
まだわからないけれど仕事をしたいと思わせてくれた2人の子どもちゃんたちにはありがとう、元気でいてねと思った
すぐに仕事するか、何か資格をとってするかは迷い中なのですぐすぐは難しいけれどあの日はすごくいい日になった
病んでる時は仕事なんか無理って思いがちだけどきっとわたしはなんとかなる
頭のなか中で中島みゆきのファイト!と倒木の敗者復活戦が流れた