20歳になったら死ぬと決めてたなぎちゃん
中学時代は出家したいと思うくらいには世の中を悲観していた
高校時代は先生たちに恵まれて(一部を除いて)なんとか生きていた
10代の後半は20歳になったら死ぬんだと決めていた
だけど18歳で支援者と繋がり弁護士と繋がりシェルターに入りその後仕事を始めた
気付いたら20歳になっていた
成人式に行くこともなく写真を撮ることもなく出勤していた
仕事をやめ、専門学校へ行き、就職していたら20代を生きていた
そのうち精神科単科の大きな病院に繋がり入院とGHを行ったり来たりしていたら20代半ばになっていた
そして30歳までは生きようと決めた
なんだか生きることもだけど死ぬことも怠くなっていた
その間未遂を何回も繰り返していたけどそれでも死ななかったから
いまは死にたいと思うこともあるけどどちらかとゆうと消えてしまいたいと思う
そんな話をすると訪問看護の担当さんはとても哀しそうな顔をする
あーこうゆうのって哀しいんだってわかるくらいに
なんかそうやって自分ではわからない感情を教えてもらうことがなかったからちょっと戸惑って
大丈夫だよ、消えるってことは担当さんの記憶も消えることだから(いろいろ不可能だけど)大丈夫
ってゆうともっと哀しいって言われた
よくわかんないけど哀しいらしい
なぎはほんとに大変な時期にすごくいい人に出会う
だからまだ生きてる
20歳で死ぬ予定だった自分を引きずりながら
あと少し生きよう、を繰り返しながら今日も理不尽な1日を過ごした
理不尽さは後々気が向いたら書いていこう
とりあえず今日生きた証を残す