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うっかり見落としがちなオトナの乾きポイントとは

更年期の女性における3大乾燥といえば、肌に口内、そして「膣」。いわゆるドライスキン、ドライマウス、ドライバジャイナです。

膣や外陰部が乾燥すると細菌が入りやすくなり、かゆみや炎症を引き起こします。なぜ膣が乾燥するかというと、女性ホルモン・エストロゲンの分泌が減少するから。膣内はデーデルライン桿菌(かんきん)という常在菌によって外部の細菌から守られ、適切な環境が保たれています。

デーデルライン桿菌はエストロゲンをもとに膣内環境を守っているため、エストロゲン自体が減ってしまうと、膣内が酸性から中性に傾き、自浄作用が弱まってしまうのです。

また、弾力やハリもなくなり、傷つきやすく、出血や性交痛を伴うことも。また、複雑な構造のため尿や汚れが溜まりやすく、不快感やニオイの原因にもなります。

センシティブな悩みから一人で抱えこみ、最終的には日常生活に支障をきたす場合もあります。化粧品業界もその点に注目しているようで、昨年訪れた国際コスメ展では、ドライバジャイナ対策をテーマに掲げるメーカーの存在が目立ちました。

そのなかの一つ、『アンティーム オーガニック』はデリケートゾーン用のケアアイテムです。パッケージもおしゃれで、お値段もお手頃のため取り入れやすそうでした。

リキッドソープと保湿クリームのサンプルをいただきました。「アンティーム フェミニン ウォッシュ」は、お湯洗いだけでは取れない恥垢をやさしく除去、「アンティーム ホワイトクリーム」は潤いはもちろん、くすみの解消にもアプローチするスグレモノ。化学合成香料、合成着色料不使用で、香りも天然の精油を使っているのがうれしいですね。

サンプルの量では劇的な変化はないものの、贅沢な使用感と香りが女性らしさを演出してくれそうでした。下着に気を遣っているような秘めやかな優越感とでもいうのでしょうか。

いずれはやってくる膣の乾燥問題。いざというときは婦人科にかけこむという手もありますが、まだ悩みという悩みには至っていないうちにおしゃれアイテムで優雅に対処、という選択もアリだと思います。

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