テント付き車椅子

病院に着くと車椅子で待っていてくれた。車椅子に座るとファスナーで密閉されて運ばれる。ファスナーが開いたら目の前にレントゲン。別室になっておらず、そこに立って、次はここに寝転んでとレントゲンとCT撮影がすぐに終わる。また車椅子に座ってファスナーで密閉され運ばれて行く。バックヤードのエレベーターを上がって非常扉のすぐ横に身長体重計がある。これもさっと済ませて、ようやく病室へ。

個室で窓にはドアサイズの陰圧機が設置されている。簡単には病床数増やせない訳を何か悟った気がする。ベッドに腰掛けて看護師さんから入院案内を聞く。合わせてアビガン、ロナプリーブ、トシリズマブ、レムデシビルの同意書を書く。ドクターがやって来て、肺炎は大したことがないので10日ほどで退院できることが多い、一部の人は重症化して人工呼吸器が必要になるがここには人工呼吸器やエクモはないので転院先を探すことになる、見つからない場合にはこの病院でできる範囲での治療になると説明があった。心電図を取るのでやっと横になれる。心電図の後、アビガンを8錠飲み気道を広げるステロイドの点滴をしてくださるいう。もう安心だ。

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