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箱根駅伝2024(往路編) #41

皆様2度目のあけましておめでとうございます🎍
え、もう1月も中旬じゃないか、って??
そんなことは言わないでください。
私はまだまだ箱根駅伝の余韻に浸ってたいんです。
てなわけで、お待たせしました。にこさんの箱根駅伝レビューでございます。(誰も待ってません)
今年も私、箱根駅伝の現地観戦に行ってまいりました。そして、それからTVerにて見逃し配信を見終えたのが昨日…。
まだまだ気分はお正月なんですねー。っておい。笑
今大会は100回の節目ということで、今まで以上に盛り上がっていたんじゃないかな、と。
まあ私は、まず推し大学(東京国際大学)がいないだとか、エントリーの時点で駒澤大学のイチオシ(昨年一番最初に大手町のゴールテープを切った青柿くん)がいないとか、懸念点はあったけど、やっぱりやっぱり楽しかったです。

ということで、まずは往路編。
ぜひとも最後までお付き合い下さいなっ!


1区 21.3km(大手町〜鶴見中継所) 

昨年の反省を活かして、今年こそは睡眠たくさん取るぞ〜と意気込んだ気持ちは何処へ。
安定の1時間睡眠という鬼畜っぷりでいざ品川駅へ。
暖冬という気候も相まって、寒さという敵はいないものの、かなりの睡魔と戦っていた。(いいんです、前日の夜中楽しかったから)
1年経っても相変わらず心配性な私は、品川駅通過時刻が8時20分だよ、と分かっていながら、7時半に到着。
駅近最前列をしっかり確保して、、スタートをワンセグにて見守った。(容量持ってかれるからTVerは諦めました)
今どき有り得んくらいの画質の悪さに驚きながら、、ワクワクと高揚感に胸を躍らせることおよそ20分。
今年は4人の選手が視界に飛び込んできた。

相変わらずの写真の腕前(笑ってくれ)

駒澤大学の篠原倖太朗選手、駿河台大学のレマイヤン選手、國學院大學の伊地知賢造選手、青山学院大学の荒巻朋熙選手の4人。
レマイヤン選手の飛び出しはみんな予想していたものの、そこにぴたっと離れない篠原選手、、さすが日本学生最速記録保持者だなあ、と。
そして遅れること数秒。

第2集団、まだまだ大量にいる

残りの選手たちがやってまいりました。
まあまだ品川駅なのでね、基本こんなもんです。昨年は新田選手以外の全員が束で来てびっくりしましたけど、、それに比べりゃあ少ないので今年は驚きませんよ。笑

全選手を見送り、まだまだ空いてる京浜東北線に乗り込みながら、ワンセグにて状況確認すると…
レースが大きく動いてるでは無いか!?!?
まず、篠原選手とレマイヤン選手が、伊地知選手、荒巻選手を突き放し、先頭争いは2人に。
何より驚いたのは、優勝争いも?と言われていた、中央大学の溜池選手が遅れだしていたこと。
なんと、中央大学、12月に集団インフルエンザに罹患してしまったみたいで…。
体力が落ちていたり、練習がつめてなかったり、っていうのもあったのかな、と。
駅伝って運も大事なんだな、とちょっと実感。。。
中盤くらいからまた少し盛り返してきていたのを見て、次期エースと言われてるだけに溜池選手の意地を感じました。体調万全じゃない中お疲れ様ですっ。
そして蒲田過ぎくらいから篠原選手が独走状態に、、あ、やっぱり駒澤強いな、王者だな、なんて思ったんだけどね、、
レマイヤン選手は初めての駅伝というのもあり、スタミナ面が課題だったそう。その辺も篠原選手計算してたのかなあ。笑
また、六郷橋辺りであんなにリードしていた伊地知選手と荒巻選手が後ろの集団にのまれてしまって、、これも驚いた。
伊地知選手、タスキ渡した瞬間バタッ、と倒れ込んでしまったので、心配になったんだが、本人のInstagramにて、体調面の心配はなかった、と書いてあったので、とりあえずほっ。。
速いペースに無理しすぎてしまったのかもですが、攻めの走りかっこよかったです。
こりゃあ、3区を走った後輩の青木瑠郁選手も伊地知選手のファン?信者?になりますね笑笑(詳しくは青木選手のInstagramをご覧下さい)
てなわけで、鶴見中継所トップで篠原選手がタスキリレー。
次いで、創価大学、城西大学……と続いていきました。

2区 23.1km(鶴見中継所〜戸塚中継所)

さて舞台は早くも神奈川県に移りさり、往路最長区間、各校のエースが集う花の2区へと突入。
今年はもう、当日変更を見る前から豪華な顔ぶれで。
まずは駒澤大学の鈴木芽吹選手。
そして、國學院の平林清澄選手や、青山学院大学の黒田朝日選手(絶対当日2区だろうなと思ってた)、中央大学の吉居大和選手に、早稲田大学の山口智規選手、東洋大学の梅崎蓮選手に、、、ってあげたらキリないほどエースばっかり。今大会でいちばん注目してた区間だったかもしれない、、、
そんなエース揃いの2区、新子安にて待機していた私の元に一番最初にやってきたのは、

今大会1番の自信作フォト📸

駒澤大学の鈴木芽吹選手。
結構独走してました、、、
篠原、鈴木、佐藤で逃げ切る作戦なんだな、って区間エントリー見た瞬間思ったほど。
そんななか今回区間賞を獲得したのは、

まだ5人で走ってた頃

青山学院大学の黒田朝日選手。 
駅伝男と言われてるだけに流石の走りでした、、、
この後選手たちを置き去りして、2位でタスキリレーするんだもん、すげぇよ。笑
そして私は再び全選手を見送り、次の地点へ。
新子安駅の階段をガンダしたけど、寝不足もあって足が上がらねえええええ、そしてシンプルに体力がない。笑笑
またもやカックカクのワンセグ片手に、横浜駅で乗り換えを済ませ、3区へと。ただ中継所の時点で芽吹選手と黒田選手の差が詰まってたのはびっくり。。。

3区 21.4km (戸塚中継所〜平塚中継所)

景色が街から海へと移り変わる3区。
ここで劇的なレース展開が起こります。
まず私は一足先に藤沢駅へと到着。
3区が鬼門なんですよ、なんせ駅から近いところが藤沢しかない上に、それも徒歩10分弱かかるっていう……。
まあそんなこんなでアセアセすることなくついた私は、沿道にておにぎりをぱくり。
腹が減っては戦ができぬ、というように、エネルギーを補わないと。箱根駅伝観戦は体力勝負なのですから。(は?)
ということで安定の最前列を勝ち取った私は、ワンセグ片手に、日本テレビさんの運営管理者のGPSが見れるサイトを片手に、(つまり両手にスマホ)状態で待機。
な、な、なんと。駒澤大学のエース、日本代表にも選ばれている佐藤圭汰選手が、青山学院大学の太田蒼生選手に詰められてるという事態に。それもかなり。
まだ私が見た地点では、僅かに佐藤選手がリードしていたけど、、、藤沢駅に戻って状況確認する時には追いつかれてました、、
そして、佐藤選手、太田選手の画像ともに見事に事故ったので割愛させていただきます。(Twitterには載せましたが、、、笑笑)
あ、そうだ。1区で触れた青木瑠郁選手の写真貼っとこう。笑

伊地知選手のことを尊敬してる青木瑠郁選手

区間4位の好走でありながら順位を落としてしまったことを悔しがってた投稿が印象的。
きっと、来年はもっと強くなるんだろうなあ、って思ってるし、國學院を背負う存在、そして憧れの伊地知選手のような存在になってくれるんだろうな。これから応援しよ、っと。笑笑
そして藤沢駅から次の地点へと移動する電車は、安定の超超超満員。
昨年これにはめっちゃ驚いたけど今年はもう驚かなったよね。ドア付近だったからスマホで状況追えてたのは良かった、電車が選手抜かないとヒヤヒヤなんだもん、(心配性すぎ)
それにしても藤沢〜辻堂間はえぐい。
乗れなくて諦めてる人もいたし、乗車率250%くらいありそう。笑笑
まあそれはいいとして、、、佐藤選手と太田選手しばらく並走していたものの、残り4キロ辺りで太田選手がサングラスを外し、スパートを、、、
佐藤選手、体調が万全ではなかったみたいで…。このスパートについて行くことが出来ず、、
昨年の箱根駅伝から続いていた駒澤大学の首位記録がここにて途切れてしまいました…。(十分すごい記録ですけど)
てことで、平塚中継所トップで飛び込んできたのは青山学院大学の太田蒼生選手でした。
でも、佐藤選手も粘りの走りで4秒差で渡したんです。
諦めない走り、かっこいいですよね、、
のちの取材で、太田選手は佐藤選手の足の上がり方とかペースを見ていたと言っていたのですが、20km以上走ってる中、そんなところまで見れるの余裕というか、やっぱり箱根経験者だなあ、と。。。

4区 20.9km (平塚中継所〜小田原中継所)

海に別れを告げ、箱根の山が見えてくる4区。
フレッシュグリーンのタスキを下げた、佐藤一世選手がトップで貰い、4秒差で藤色のタスキを下げた山川選手が行くこと数分後、道中に雨が降り始めた。
箱根駅伝に雨が降り注ぐのは18年ぶりとのことで、そりゃあ私の記憶にもないわ、と。
雨で気温が下がり、選手たちの体温も奪われていく。
私も二宮着くなり雨でびっくり。傘なんぞ持ってきていない。
至るコンビニ全部ビニール傘売り切れてたし。諦めてパーカーのフードかぶったよね。笑
カメラ守るのにマフラーかけたけど、マフラー濡れちゃったの悲しい…。(ちゃんとお洗濯したけれど)

今大会一番見たかった山川選手

カメラ守りすぎたら、青山学院大学の佐藤選手行っちゃった。笑笑
駒澤大学の山川選手、山登りだったら見れないな、と思ってたから4区で見れてめちゃくちゃ嬉しかった、、、
状態あんまり良くなかったみたいだし、ずっと腰の辺り?気にしてたの気になったけど。
大丈夫なのかな???
山区間には今年も行けなかったので、最後まで見届けたんだが、、最後の選手が行く時には雨が強まっててやばかった。
走ったりして上がっていた体温が雨によって、す、って奪われたもん。
こりゃあ選手も体温下がるって、、、
そんな雨の4区、区間賞は青山学院大学の佐藤一世選手でしたが、中にも印象に残ったのがこの2人。

東洋大学の松山和希選手

まずは、東洋大学のエース、松山和希選手。
昨年はけがに苦しみ駅伝未出走。
そして、今年の箱根駅伝、エースが帰ってきてくれましたよね。
松山ワープという言葉があるように、ほんとにワープした?ってくらいの走りで…
東洋大学を4位に押し上げたのは間違いなく彼の活躍のおかげなんだろうなあ、と。

中央大学の湯浅仁選手

そしてもう1人、中央大学の湯浅仁選手。
溜池選手、吉居選手、中野選手と、きっと体調万全ならもっといい順位にいたんだろうけど、苦しんでるチームを救ったのが湯浅選手。
さすがキャプテン、さすが主将(意味は同じ)
やっぱりこういう選手ってすごい大切だと思う。
チームが苦しい時に、救える選手ってかっこいいって。 区間3位の快走素敵でした…。

そんな中、小田原中継所にトップで飛び込んできたのは、青山学院大学の佐藤一世選手。
平塚中継所より差を引き離して、青学つえええって。笑笑
やっぱり過去の王者は強いぜよ。笑

5区 20.8km (小田原中継所〜芦ノ湖)

そして今年も泣く泣く諦めた山区間に別れを告げ、上り電車へと乗り込み、レースを再びワンセグで観戦。
さあ5区山登り。今大会の見所はなんと言ってもこちら。
"山の妖精vs若の神vsクライミングモンスター"
映画のタイトルか何かかと勘違いされそうですが(誰もしない)、区間賞争いの話なんですね。笑
山の妖精というのは、城西大学の山本唯翔選手。
彼は昨年の箱根駅伝で、区間新記録をたたき出し、櫛部監督から山の妖精と命名されました。今年は昨年の自分の区間記録との戦いとなり、塗り替えたら妖精から神へ、というのが謳われていました。
そして、若の神は、青山学院大学の若林宏樹選手。
彼は一昨年の箱根駅伝にて区間記録を樹立。昨年も期待されていながら、体調不良にて出走できず、、、昨年の悔しさもバネに今大会に挑みました。
最後、クライミングモンスターは、創価大学の吉田響選手。
一昨年の箱根駅伝で区間2位という好走を見せるも、昨年はエントリーすら出来ず。
2年前と着用しているユニフォームこそ変わりましたが、走りの強さは健在。榎木監督にクライミングモンスターと命名されました。笑

さて結論から言いますと、区間新記録をたたき出したのは、城西大学の山本唯翔選手でした。
昨年爆誕した山の妖精、早くも今年山の神へと進化を遂げたのです。
彼の走り、本当に速すぎて、山道登ってるの?って言いたくなるほど。平坦なんじゃね?って錯覚しちゃうくらい速いんだが…なぜ。笑笑
昨年の自分の記録を更に塗り替え、初代山の神今井正人さんの記録にもあと少しといぅ素晴らしい快走、、、素敵でした。

そして、青山学院大学往路優勝おめでとうございます。新記録、えぐすぎます。
3区でトップに立ち、そこから譲るどころか区間賞や区間新の連発。さすが絶対王者。
若の神も区間2位、区間新記録と凄すぎました、、、

クライミングモンスターこと吉田響選手、今大会は寒さとプレッシャー、があったということで、来年は絶対強い走りを見せてくれると信じてます。
区間賞、来年獲る姿を、、現地に応援に行きたい……
やっぱり山区間も見に行きたい、ってなった、、、
箱根登山鉄道ってちゃんと定刻通りに来るんですか??間に合うんですか??(失礼)


てなわけで、往路編。
ざっくり語ってまいりました。
途中まで投稿して後日編集して書き足してるのめっちゃずるい手法でごめんなさい、、
今度はきちんと間に合うように投稿します、気をつけます、、、アセアセ
ということで、復路編もぜひお付き合いくださいなっ


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