てふてふ荘
昨日、夢の中におばあちゃんが出てきた。
初めてかな? って思ったけど。
わたしが中一のニ月に亡くなった、わたしのおばあちゃん。
その後、一回くらいは出てきてくれたかな?
もう、忘れっちゃったな。
なのに、なんで今頃出てきてくれた?
わたしの夢の中のおばあちゃんは、やっぱり、わたしのおばあちゃん。着てる服も、白とブルーだった。やっぱり、わたしのおばあちゃんだった。
おばあちゃんは、とっても元気で、お台所で、何か作ってた。
おしゃべりもしてた。
会えるはずのない、ひ孫にも会っていた。
わたしは、その中で、何か楽しいことをしていた。
覚えているのは、レトロな漫画を描く漫画家が、漫画を描いているのを、ジーって見てた。
そんなことしてないで、もっともっと、おばあちゃんのそばにいたらいいのに、おばあちゃんは生きていると安心しきっていたわたしは、漫画家に興味津々。
おばあちゃん、なんで、久々に夢に出てきてくれたのだろう?
きっと、美味しいごはんを作ってくれてた。
わたしは、それを食べただろうか?
おばあちゃんのごはん。
今はもう、忘れちゃった。
今度会えるのは、いつ?