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いい子ってなに???

「いい子にしてね」「いい子だね」

そもそもいい子って何???

「みんなと同じ」であることを求められたり、同じであることで安心を得られたりすること。

「同調圧力」

この言葉を知ったのは、幼稚園からもらってきた娘のお便りでした。

久保山茂樹さんが書かれた、共生社会の担い手をはぐくむためにという事について綴られていました。

日本は同調圧力が強く、子供の頃から周りと同じように振る舞うように気をつけてきて方もいる

「みんなと同じ」であり続けることは、苦しいことだし

みんなと違う人を排除することは、よくないことだということもわかっている

でも「みんなと同じ」から抜け出せない。

つい、同じであることに価値を見出してしまう癖がある。

これからの時代を生きる子供たちには、そうあってほしくないと思います。

目の前の子供たちが大人になり、社会に出ていく10年後、20年後、どんな社会であってほしいですか。

どんな社会を子供たちに託したいですか。

外国につながりのある人たちも日本には増えてきました。

日本語の理解が難しかったり、日本の文化になじめていなかったりする人たちが暮らす社会を生きることになります。

そうした社会、つまり「共生社会」を生きるには、違いを前提とした多様な価値観を持って生きることが必要です。一つの価値観に縛られない生き方が求められます。

幼稚園や保育園で、お絵かきや工作をする時、はやく完成できた子供は評価されます。

「もうできたの!早いね。すごいね!」って。そして、それをきっかけにして、クラスでは「先生できたよ!お名前書いて!花丸して!」という声が次々と聞こえてくるでしょう。

そんな、ざわざわとした雰囲気の中、最後の1人になっても、あきらめずに自分のペースで粘り強く完成させた子どもがいたとしたら、その子どもは、早くできた子どもと同じか、それ以上に素晴らしのではないでしょうか。ほめられるべきではないでしょうか。

早いことだけが素晴らしという価値観では、高齢の方が多数を占める社会を生きていくことはできないでしょう。幼児期から、いろいろな人がいることを知って、ともに生きることができる、そんな「共生社会の担い手」を育みたいと思っています。

この文章を見て、なぜか心がギュッと掴まれたようになりました。

私たちは小さい頃から、お手本というものが存在したような気がします。

お手本通りだと、褒められ

お手本に反すると、叱られる

正解と、不正解でしか評価されないことに、何の疑問も持たずに生きて来たように思います。

でも100%お手本通りの人間なんていないのに

それを目指して日々努力しろと言われ続けるのは、言い続けるのは何だかおかしことなのだと思いました。

このことについて考えると、長くなりそうなのでまた...

今日も長男がお習字の大会があると、学校に行きました!

そして、お手本を見て、お手本に近づけるように筆をすべらせるのでしょう!

お手本が正解だと思い、うまく書けなかったとか、うまく書けたとか言いながら

そのお手本が本当に正解なのか、疑問ももたぬまま。

そのお手本が本当に正解なのか、知らぬまま。

















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