コミュニケーション能力って落ちるんだ。。
こんにちは、シンガポールで働く日本人、ニコールです。
シンガポールはまだまだサーキットブレイカー後のフェーズ1というほぼサーキットブレイカーが名前を変えただけの状態が続いています。おそらく来週くらいには何がしかの動きがあるのではないかと、希望的観測を手に見やっているのですが。。。
そうなると、ちょくちょくオンライン飲みや電話で知り合いと交流することになるのですが、最近「あれ、私コミュ力落ちてる?」と思うことがしばしば。。仕事ではあんまりないのですが、プライベートではすごく違和感。
ろれつが回らない、とかではないんですよ。言語力/語彙力の問題ではなく(それも発生してますが、論点ではないので割愛)、
コミュニケーション能力(インプット/アウトプット)そのものが低下している!!!!
例えば、相手とあるトピックで話しているとして、それにまつわる話を思い出した時、どうします?
たぶん普通そのトピックを話しますよね?うん。ここまでは以前と変わらず。
ただ、その話の長さや方向性がすごく独りよがりになってしまっていて、相手があまり興味なさそうにしているのに気づかないままずーっとしゃべってしまうわけです。で、一通り話した後に相手の反応が薄いな、というところで「あ、興味ない方向に突き進んでしまったのか!」と気づく。
これが最近立て続けに発生しており、この「相手の反応が薄い奇妙な空気感」って今までリアルであまり感じたことがなかったゆえに、へこんでいます。。
なぜこれが起きるのか、ニコールは真剣に考えました。
まず、インプット。相手の反応を読み取る、という点において、オンラインの場合、本当の意味でのリアルタイムではなく、かつ画面越しということもあって、今まで直感的に感じられていた「この話に対してその人がプラスなのか、マイナスなのか」という点が読み取れなくなっているのだと思います。言い換えると、今まで体が慣れているやり方で情報を受けようとしていると、その受容体に情報が届かないシステムになっているというか。つまり、インプットの方法/センサーを変える必要がある、という点に気づきました。
よく「対面で会うと話がスムーズ」と言われるのは、対面だとこの受容体がしっかり働けるので、細かな表情の変化やちょっとした声のニュアンスなども無意識に拾えるんでしょうね。それがオンラインになった瞬間に得られる情報の中になくなり、視覚と聴覚でしか判断ができないために相手の状況を見誤るということなのかなと。
もちろん「YES/NO」くらいのはっきりとした意思表明があれば、視覚聴覚で判断できるものの、微妙な、アリの足音くらいの些細なニュアンスを見逃すことで、アウトプットが相手を無視して進むわけです。
結果的に、コミュニケーションに若干のずれが出てくる。これが違和感の正体なのかなと思います。
逆に、仕事でもかねてからオンライン会議を良くしていてもそこまで大きなずれを感じることはなかったのですが、仕事の場合には感情などの機微ではなく、「それをビジネス的に良しとするか否か」という軸の方が優先されるコミュニケーションなので、そこまで影響が出ないんですね。仕事では違和感を持たないオンラインコミュニケーションが、プライベートだと途端に違和感に変わるのが怖いところです。
皆さんもこういう違和感ありません?私だけなのかなぁ。
オンラインでの交流が今後ますます増えるとしたら、視覚/聴覚で相手の機微をくみ取る別の受容体を開発していく必要があるんでしょうけれど、どうやって鍛えていけばいいのか、まだまだ試行錯誤中です。なんかいい方法ありますかね?
ではでは。