見出し画像

「自分とか、ないから」の言葉が刺さる(#121)

おはようございます。

ヨガを知り、
母となり、
いろんな本と出会い、
「自分」らしく生きていきたいと
思うになっていました。

また娘たちにも
そうあってほしいなと思っていました。

ただ、そんな中でも
モヤモヤとした気持ちや葛藤があって。

自分らしくって何だろう。
自分らしく生きられないと
幸せになれないのか。

そんな風に考えることもありました。

そんなときに出会ったこちらの本。

「自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」
/著しんめいP

出会い

本屋さんで見つけて
すぐに手に取りました。

タイトルが刺さる、刺さる。

わたしは帯も好きなんですが、
帯の言葉選びも好きで
これはすぐに読みたい!と手に取りました。

内容

しんめいPさんの
話し言葉で綴られた一冊。

YouTubeで動画を見ているかのように
進んでいくので
とても読みやすかったです。

ブッダ、龍樹、老子と荘子、達磨、親鸞、空海の哲学について
イラストを交えて解説してあります。

これだけの哲学者の考えを一気にみると
一つくらいはしっくりする考えに出会えるはずです。

感想

ブッダの考え「無我」は
いまのわたしに寄り添ってくれました。

すべてが変わっていく世界で、変わらない「自分」をつくろうとする。
そんなことしたら、苦しいにきまってる。

本書より

「自分らしく」って本当に難しい。

好きなことだったて
10代、20代、30代で
わたしは全然違う。
共通することもあるけど。

それは好きなことだけに限らなくて、
人間関係もそうだなって。

学生時代の友人と
社会人になってからの友人、
母になってからの友人。

全然違う世界で生きてるなと思うほど。

うまくやっていこうと思って
それぞれの中で「わたし」をつくっていくと
気づけば
「わたしらしいってなんだろう」と
悩み始めちゃう。

八方美人だとか
いい顔してるとか
素で付き合えてないとか。

でも今回の本を読んで、
「みんなそうなのかも」って思えました。

自分とかなくて、
いろんな人との関わりや世界との関わりの中で
「わたし」は存在している。

その関わる人や世界が変われば
自然とそのときの「わたし」も変化する。

それをいちいち悩んでいたら
疲れちゃうよなと。
クスッと笑えるぐらいに思えいました。

✅人間関係に疲れるな
✅「本当の自分」を見つけられなくて、しんどい
✅悩みはないのに、すっきりできない

そんな心にモヤモヤがある方におすすめです。

きっと自分に寄り添ってくれる考えがあるはず!

ぜひ読んでみてください。

Natsumi🔖

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?