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だらだらだらけの方言

こんにちは!ゆきたけです。
ふだん香水の紹介を投稿していますが、ふと自身の地元の言葉遣いと周囲の方との違いを感じ、「方言」が気になりはじめました。
今回は私の地元の方言たる飯田弁についてまとめた記事をお送りします!

実際に話している様子を聞くとほっこり和むようなイントネーションが特徴的です笑
ぜひ最後までご視聴いただき、私の地元の文化に触れてくださると幸いです¨̮

◾︎飯田弁の起源


飯田弁(いいだべん)は、長野県南部の飯田市や下伊那地方で話される方言です。長野県の中でも岐阜県・愛知県に近いため、**信州弁(長野方言)**の特徴を持ちつつ、東海地方の方言の影響も受けています。

歴史的には、江戸時代に中山道や三州街道(伊那街道)を通じて、関東・中部地方と交流があったことが方言の形成に影響を与えたと考えられます。また、飯田藩の文化や、木曽・伊那地域とのつながりも飯田弁の特徴を生み出しました。

◾︎特徴とイントネーションのポイント


1. 語尾の特徴(「〜ずら」「〜だに」「〜ら」)

飯田弁を特徴づける代表的な語尾には、以下のようなものがあります。
• 「〜ずら」(推量・同意)
• 例:「明日は晴れるずら。」(明日は晴れるだろうね。)
• イントネーション:語尾の「ら」がやや上がる(↗)
• 「〜だに」(強調・断定)
• 例:「そりゃ無理だに。」(それは無理だよ。)
• イントネーション:平坦に発音しつつ、「に」はやや下がる(↘)
• 「〜ら」(軽い断定)
• 例:「お前も行くら?」(お前も行くだろ?)
• イントネーション:「ら」がやや上がる(↗)

2. 「て」「で」の変化
• 「〜している → 〜しとる」
• 例:「何しとる?」(何してるの?)
• イントネーション:語尾の「る」は短めに発音
• 「〜だけど → 〜だけん」
• 例:「寒いだけん気をつけて。」(寒いけど気をつけて。)
• イントネーション:「けん」にアクセントがくる(↗)

3. 特有の表現と語彙
• 「ごうわく」(腹が立つ)
• 例:「あいつの言い方、ごうわくなぁ!」(あいつの言い方、腹立つなぁ!)
• イントネーション:「ごう」にアクセント(↗)
• 「おさる」(座る)
• 例:「そこにおさって。」(そこに座って。)
• イントネーション:「さ」にアクセント(↗)
• 「ばくる」(交換する)
• 例:「弁当のおかず、ばくろう!」(弁当のおかず交換しよう!)
• イントネーション:「ば」にアクセント(↗)

◾︎まとめ


飯田弁は、全体的に語尾を伸ばさず短めに発音する傾向があります。また、
• 語尾の「ら」「ずら」は上がる(↗)
• 「だに」「しとる」の終わりはやや下がる(↘)
• 「だけん」「ごうわく」「ばくる」などの単語は最初の音を強調(↗)

このようなイントネーションを意識すると、よりネイティブらしい飯田弁に近づきます!


飯田弁は、信州弁の中でも温かみのある響きを持つ方言です。語尾の特徴や特有の語彙を覚えて、地元の方との会話を楽しんでみてください!


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ゆきたけ
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