障害者は、もう何者にもなれないのか?
何者かになる人生のはずだった。
何かを成し遂げる人生のはずだった。
精神疾患を抱えたことで、それまでの努力は実ること無く、健常者の世界から弾き飛ばされ、何者にもなれない、何者でもない存在になってしまった。
こんなはずじゃなかった人生を生きていくしかない人生。
認められたい欲求が強めの私には、何者でもない人生を、ずっと生きていくのは辛い。
障害者雇用なんてまやかしだ。
少なくとも私が働いた2社では、持て余している様がありありと見えた。
障害者の社会参加はそんなに簡単ではない。
もう茶番に付き合う気力が無いから、障害者雇用は目指さない。
自分ができる事を、自分のペースでやる。
そんな日常を送りたいと思っている。
そしたら、もしかしたら何者かになれるかもしれない。
難しいけど、可能性はゼロではない。
障害者雇用で理不尽な扱いを受けるよりも、はるかにいい日常になると思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?