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【体験談】就労移行支援事業所②
先日もうひと記事作るつもり、とお伝えしていた第二弾です。
くどい様ですが、
【注意】あくまでも個人の体験談に基づくハナシなので、「へえ」くらいで受け取ってもらえたらなって思います。心ある、よき所も沢山あるはずなので(と願うばかり)
では参りましょ。
リマインドいたしますと
就労移行支援事業所とは、
「障がい者の社会参加をサポートする国の支援制度で【障害者総合支援法】という法律があり、就労移行支援は、障害者総合支援法に基づく就労支援サービスのひとつ。
一般企業への就職を目指す、障がいのある65歳未満の方を対象に就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートを行う。」
ということでした。私は「長らく一般の方々に紛れて働いてたし、できるならクローズ就労でもやりたい」けど、現実的かと言われると、【少なくとも今は違う】んだと考えている。理由は複数だけれど。
というのも
前回の記事にて労基署の方に教わったことをチラリと書いたけれども、「就労移行支援事業所の中には【商売】としてやってるとこもあるから(私はソコにぶつかってしまった訳で)、昔働けてたのにと言っても今あなたは手負い状態にあるんだよ」ということ、「そういう時は『ここまで出来るはずだ』というハードルの2段3段下からリトライした方がいいよ」と。
そして何より、「自分が障がい者だからだ」とか「障がい者雇用で働いたからこんなつらい目に遭った」と、理由や原因を自分のハンディキャップにしないでねと、言ってくれた。ボロ泣きした。
こういう人が何で福祉の世界におらんのだ(憤慨)
逆に驚かれたこと
私の居住地には、保健所のなかに精神障がいグループの人たちの困りごとを聞いてくれたり、申請を受け付けてくれたりする部署がある。
前回記述した様に、本来毎月発生する 10〜15万の利用料、その財源のおおもとのもとは、税金じゃないの?公的なお金で、そんな大金かけて支えてもらってるのにこんなカタチになるなんて自分が許せない、申し訳ない、と窓口で泣いたら、職員さんが
「そこまでようく考えてくれる当事者さんに初めて出会えた、この仕事しててよかったって、変な事言っちゃうけど感動してる」
と仰った。…そうなんや。
そのくらい、職員さんも報われない気持ちで日々お仕事してるのかな、なんて考えて複雑になった。
私は「声あげない系」で行きたいと思ってたけど、「これおかしくないですかね?」っていうのは、今後ブログというかたちで発信してみようと思った一つの材料になったのでした。
その後
私がその就労移行支援事業所で受けた扱いは明らかにおかしかった。
今にして思えば、元々あった【自己決定】のちからまで失くしてしまった、自己肯定感が上がるどころかメキメキ下がったのは、私にとっては「真実」だし、かつぎ落とされたのは「事実」なんで、しかるべき所へ公表してもらうことにした。
謎ルールなのが、保健所の職員さんが管轄機関へ「伝える。それは確約するね。」でもその後どうなったか、どうしていくかなどのレスポンスは保健所にすらこないという事。あのねホント、誰のための制度で、場所なのか考えて仕事してくれ(笑)
ともあれ
思うに、高尚な事やってるフリしながら内実、残念無念なら、就労移行支援事業所も最初から商売っ気出せばいいのに、と私は考える。別に商売は悪じゃないんやから。
役所とかの公的な機関にも、「実績モデル」としての障がい者雇用じゃなくて、【本気で困ってきた当事者】をピアスタッフとしてしっかりと雇ったほうが仕事まわるんじゃないの?それこそ本気で困ってる人に寄り添える人材のカナメになるんじゃないの?と思っている。
支援者と当事者の間に横たわっている、見えない明確な隔たりを可能な限り崩していくことが、特に【本当はチカラを秘めた障がい者】を社会参加させて経済回すことに結びついていくのでは、と考えている私。あなたは、どのように思いますか?
以上で完結とします。
読んでくださりありがとうございます!
福祉や公助に携わる人の目にもどうか、どうかとまってほしいです。