研修にもマーケティングやプロモーションが必要だよね【研修カリキュラム開発】
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
研修カリキュラムの改定について打ち合わせをしました。
そこで感じたことについて書いてみたいと思います。
1.これからのトレーナーの役割
トレーニングは対面からオンラインに移行し、同じ内容ならば動画でよいのでは?となりつつあります。
教えが抜群に上手なトレーナーは1人いて動画を撮影し供給してくれればよく、これからの主な役割として必要になるのは、ワーク等のファシリテーション能力となってきました。
さらに言うと、トレーニングやラーニングのデザイン能力が求められるようになると思います。
いずれにしても今擁しているような人数は不要となることでしょう。
我が社でトレーナー職というと、営業部門のアガリのイメージがあり、実際当部所属員の平均年齢は(私も含めて)非常に高いです。
おそらく、定年退職者の補充をしない形で部署は縮小していくのだと思います。
しかし研修に求められるものは変化し、かつ高度化していくことでしょう。
いかに次世代を育てるかが喫緊の課題ですね。
2.ラーニングマーケター、ラーニングキュレーター、ラーニングプロモーター、そしてラーニングアナリスト。
研修がイベント化してしまって、結果に結びつかない、というのは多くの企業が抱える悩みではないでしょうか。
受講者が自分の部署に戻ってから実績を上げるにはどうすればよいのか…
答えの一つは受講者の上司から「研修で学んだことを活用する」ように強くプッシュしてもらうことです。
実は今回検討した研修、何度かリニューアルしているため「どんなことをやっているのか上司たちは知らないのではないか」という声があがりました。
私は、ならば上司向けに研修のデモンストレーションをやってはどうかと提案したのですが、1人のトレーナーから「おもしろいこと言うなあ」と本気で感心されてしまったのです。
そこで私が感じたのは、いい研修にしようという気持ちはあっても、そのことを伝えたり広めたりする意識はないんだな、ということでした。
デザイン能力の他にトレーニング部門に求められるのは下記能力だと思うのです。
成果をあげるために何が求められているのかをどう把握するか
何を組み合わせて研修の効果を上げるのか
研修の意義や効果をどのように広めるのか
研修の効果や効果的な研修をいかに分析し次に活かすか
もちろん、1人で何もかもできる必要はありません。
でも自分がどんな役割を担うのかはイメージしておく必要があるのではないでしょうか。
まずはとりあえずプロモーション案を作らないとなあ…
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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