【ビジネス書感想】テレワーク・オンライン時代の営業術
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書誌情報
書名:テレワーク・オンライン時代の営業術
副題:なし
著者:菊原智明
ページ数:232ページ
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
発行日:2020年11月10日
ISBN:978-4-8207-2845-0
本の概要
時代の激変の中で、営業がテレワークになったときの結果の出し方、営業ノウハウ、コミュニケーション、時間術、発想力、自己管理方法など、新しい時代の波に乗るためのノウハウを分かりやすく伝える本です。
(JMAM eショップ書籍ページより)
手に取った動機
4月よりリモートセールスの研修パートを担当することになりそうなので読んでみました。
本の目次
はじめに 新時代はいますぐ「従業員マインド」から「起業家マインド」にシフトせよ
1章 「働き方新時代」で生き残る人、淘汰される人
2章 オンライン「商談術」「コミュニケーション術」
3章 訪問できない時代は【営業レター】という最強の武器で売る
4章 テレワーク時代の必須ツール、SNS・メール活用法
5章 「働き方」新時代の発信力・発想力
6章 自宅で仕事をする際の行動術・時間の使い方
7章 これからはますます体が資本、心と体を守る方法
おわりに リアルとかテレワークではなく“相手の立場”になって考える
感想
1.まだオンライン営業の正解は確定していない
研修でリモートセールスについて考えてもらわなければならないのですが、トレーナー陣は誰もリモートセールスを経験したことがありません。
実績をあげ始めた営業の方はいらっしゃいますが、この時期の、つまりイノベーターのしていることをそのまま真似るのは設備投資等の面から難しいことが多いです。
そこを噛み砕いて、アーリーアダプターとなるヒントを与えられればいいなと思いました。
zoom飲み会の経験からリモートセールスについて考えてみる、など受講生同士で考える場にしてしまった方がよい気がしました。
2.第6章・第7章はテレワーク中のすべての人にとって参考になる
タイトルに「営業術」とあるので、営業でない方はこの本を手に取る機会が少ないと思いますが、営業職ではない私にも参考になることが多々ありました。
特にアウトプット、インプット、アブソーブの3つの時間帯というのが気になりました。
私はいま、主に夜にnoteの記事を書いて朝公開するというリズムでやっているのですが、筆者のいう時間帯に当てはまっていると感じたので続けていきたいと思います。
その他にも心身を整えるためのルーティンなど、テレワークで仕事をしていくうえで意識したいことが書かれていました。
3.感想まとめ
営業職という仕事のうち、商品の説明をしたり値段交渉をしたりする業務はだんだん減り、アドバイスをしたりお客さまが決断する背中を押したりする役割が求められると思っています。
それはリモートでも果たせるものなので、ぜひ今のうちにいろいろアイディアを出してよい方法を確立していきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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