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道徳感情論

ユーチューブで最近、アバタローさんをよく見ます。世界の名著を解説してくれる方です。ここでやっていたアダム・スミスさんの「道徳感情論」に共感し、本を読んでみようと図書館で借りてきました。
今日読み始めましたが、文庫本で700ページ近くもある大作です。そして、読みにくい・・・。主語と述語が離れすぎていて、法律とか公文書みたいなんですね。翻訳本なので、余計に難解と思います。

でも読みにくいけれど、いい本のような気がします。(っていうか、名著ですから!)

一番最初の章は「共感」について書いてあります。
「その人と完全に同じように共感することは不可能であるが、共感しようとしてくれる人がいることで、自分の辛さを客観的に見ることができやすくなり、辛さが和らいでくる」

なるほど、完全な共感は不可能でも、共感しようと努力することで相手が救われるんだな。

アダム・スミスさんはすごいですよ。「共感」というテーマで14ページに渡って考察していますから。よくそんなにいろいろな角度から見れるものだと思います。
260年前にイギリスで書かれた本ですが、時代と国を超えてもきっと人間の本質は同じなんでしょうね。

これから少しずつ読み進めていこうと思います。
それとアバタローさん、分かりやすい解説をありがとうございます。



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