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三浦しをん『舟を編む』、読了

2021年10月1日17時
『舟を編む』は小学生の時に読み始めたけどなんやかんやあって途中で読むのをやめてしまっていた。これから言葉を研究するなら、絶対読んでおくべきでしょ!と思い読みました。(実家に単行本あるけど、自分のものにしたいわたしは文庫本を買い直した()

大学に入るまで言葉に対して好きだとか嫌いだとか思ったことがなかったから、辞書にそこまで愛着はなかった。でも小学生の時暇さえあれば辞書を引いて難読漢字を見つけて、祖母とクイズを出し合っていた記憶が今よみがえってにこにこしている。その頃からちゃんと言葉のことが好きだったのかもしれない。

わたしは馬締さんより西岡さんに似ていると思う。あんなにチャラチャラはしていないけど、何か夢中になれるものを見つけたい、馬締さんのようになりたいという気持ちはすごく分かる。出版業界に入りたいと思っていたが、馬締さんたちみたいに執着しているのかと思うほど夢中で言葉にぶつかっていくことができるだろうか。

バイト代が貯まったら新明解を買います。本棚の肥やしにしちゃうかもしれないけれど、わたしの言葉への愛の象徴として。

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