雲になりたい
久しぶりに空を見上げた
雲が泳いでいて
気持ち良さそう
子供の頃から雲になりたいと
ずっと思っていた
今も変わらない
本を一冊読むのが好き
でも結末を知りたくなくて
後回しにしてしまう
読み終わるのが苦手
結末を想像する時間が好き
だから途中で読まない本がある
そのうち忘れてしまう
恋と似ていて
いつも少し時間がかかる
持久力が必要で
途中で止めるのは簡単で
投げ出して忘れていれば
終わるものだ
あなたは月のようだと思っていて
今夜見た月が薄い三日月
とても好きな形満月より好き
月を見るとなぜかあなたを思い出し
月のようなあなた
よるに見上げるあなたは明るい
昼間は太陽の光で見えない
雲になったらあなたに月に近付けるかな
そんなことを思ったんだよ
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