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あなたの一人称は何ですか? I my me mine

こんにちは。
教育書の専門出版社で編集をしている、にこにこブーンです。

前回、決め台詞って記憶に残るよね! って話をしました。
そのつながりで、「決め一人称」を紹介したいと思います。


結論からいうと、定まってません。

お気に入りは「ぼく」なので、
noteのように好きに書ける文章ならば多用してます。

が、気のおけない人たちとの会話では
「オレ」が通常運転です。

え? さっき「ぼく」がお気に入りつったべ?
ばしこぎ!(嘘つき)

秋田弁でお叱りを受けそうですね。
「ぼく」が好きなのに嘘偽りありません。
言葉の響きがいい、柔和な人に見せたい、
というほうが正しいでしょうか。

でも、違う一人称を使わざるをえないときがあるんです。

まず「オレ」。
この言葉に強さを感じて、カッコいいと思ってました。
4、5歳のときから使いはじめたので、
どっぷりと染みついてるわけです。
友だちが急に話し方変えたら、とまどうでしょう。
だから、今さら変える必要もないかなと。

つぎに「ぼく」。
文章のほか、同僚や親しくなった社外の人との
会話などでも使います。

最後に、そうじゃない人、
つまり、あまり親しくない人や目上の方相手には
「わたし」になってしまいます。
なぜって、抜群に失礼のない感じしません?

言葉の持つイメージってあると思うんですよ。
ですから、少なくとも「わたし」を使う場において、
残り二つをぼくは使えません。

はーーー、めんどくさっ!


これ、ちょっとだけ学校のせいにしていいですか。

普段「オレ」を使ってた、にこにこブーン少年ですが、
人前で発表したり、先生としゃべったりするときには
「ぼく」を使いなさいと言われました。

中学生になると、式典などお偉いさんが来る公的な場では、
「わたし」を使いなさいと言われました。

はーーー、めんどくさっ!
誰ですか、こんなの言い出したのは。

いまは誰に強制されているわけでもありませんが、
なかなかこの呪縛からは解放されません。


いつか、好きなときに好きな一人称を使えますように。


へばね

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