シェイクスピアのセリフ①

短いながらも人物紹介は手間と時間がかかるので軽めのセリフ、名言も紹介していきます。
一番初めはこれ。

“No profit grows where is no pleasure ta’en”

シェイクスピアの劇のセリフです。
古い英語で、かつ劇中のセリフだからか文法や単語が現代英語と少し違うので、現代の標準的な英語に直してみます。

No profit grows where there is no pleasure taken.

where there と続くと冗長だからないのかな。ta’enは昔の英語のtakenにあたります。

私がこのセリフを知ったのは『からくりサーカス』という漫画でした。ギィという人物がシェイクスピアをちょくちょく引用していて、そこで出会いました。ちなみにその漫画では

“楽しみのないところには何の得もない”

となっていました。
一般的な訳では

“楽しんでやらなきゃなにごとも身につきませんよ”

ぐらいのようです。
これはグランドツアー(昔のヨーロッパの貴族の子弟が行う長期の留学)を始めようとした若者に従者が言ったセリフです。

いいこと言うなぁ〜。
ここらへんはやはり年齢と経験から来る言葉なのでしょう。お父さんの素晴らしい差配です。

なんであれ楽しくないとなんの得もないですよね。このnoteを書くのは楽しんでやろうと思います。

ちなみに蛇足ですが、グランドツアー(Grand Tour)はイタリア語で”Gran Turismo”、グランツーリスモです。ここから来てたのか!あのゲームの題名!今、知ってこれを書いててすごく興奮してます!!

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