「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」
これは構成が絶妙でした。ある程度早い段階で犯人が明かされ、Who,How, Whyの順で真相が解き明かされていきます。
時系列の配置によって、予期せぬ未来が提示され、見る側の興味をその方向に誘導する演出もうまい。
で、肝心のトリックですが、素晴らしいと思いますが、はっきりってToo Muchでした。
ジェフリーディーヴァー的などんでん返しに次ぐどんでん返しって感じですが、大きなトリックが、どんでん返しのためのどんでん返しになっていて、その程度の目的でそこまでする必要ある??