【骨子・答案例】技術士二次試験(建設部門)想定問題① 『建設DX』
こんにちはニックです。
本日より、技術士試験に向けた骨子ストック事例として、主要テーマについて想定問・骨子案・答案を紹介していきます。
noteで取り上げる最初のテーマは『建設DX』です。
現状は建設DXは過渡期の状況ですので、うまく機能しているものばかりではなく、現場でも賛否両論が渦巻いています。
とはいえ、少子高齢化が進む我が国にとって、生産性の向上は必須であり、取り組んでいかなければなりません。
このため『建設DX』は、技術士試験においても当面の間、継続的な主要課題の一つとなるでしょう。
本記事では、個人ブログでの調査記事や、想定問答記事をベースに若干の修正を加えたものになります。
※ 国の公表資料や確認しておくべきポイントはコチラ
※ 上記のまとめ記事は時点が古くなったら削除予定です
記事用に作成した答案では、原稿用紙3枚に丁度収まることを確認しています。(記事の末尾に、答案用紙に記載したファイルを掲示しておきます。)
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(1)想定問題
※ 想定問題は必須課題での設問を想定。
※ 設問の形式は、直近4年間の設問ルールに基づき作成。
(2)骨子案
本記事で設定した想定問題に対する答案の作成では、他の課題でも流用可能な課題を抽出し、骨子・論文を構成しました。
こういった、問題が変わっても流用できる共通の課題と対策を蓄積していくことが、過去の記事で記述していたストックを貯めることの効果です。
それでは見ていきましょう
(2-1)背景
<現況>
建設業界における慢性的な人手不足
必要な整備(災害復旧、長寿命化、国土強靭化)は待ったなし
このため建設業界における生産性の向上は必須の課題
・i-Construction による効率化
・建設DXが求められている。
<要因>
(1)国土整備を取り巻く環境
・大地震の頻発
・風水害の激甚化
・インフラ老朽化
→ 災害復旧、国土強靭化、インフラ長寿命化、の推進
→ 直近10年の建設予算の増加(補正含む)(※1)
→ 民間を含む建設投資額の増加 (※2)
(2)就労環境
・団塊世代の引退
・少子高齢化の影響
→ 建設業の就労人口は横ばいの状況
→ 今後も人手不足が懸念
※1 建設事業デジタルハンドブックより
※2 建設ハンドブック2021分析記事より
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