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自分の弱さを語った入学式HR〜新年度スタートの巻〜

 どうも!ニコラスです。何が何だかわからず新年度2週目が終了。なぜ、「何が何だか」かというと・・・

通信制課程の担任に!

 そして昨日、入学式だったから。全日制課程とは違う空気の中、ドキドキの入学式で何を語ったか振り返りたいと思います。

「実は一昨年休職していました」

 さまざまな事情があって全日制ではなく通信制を選んだ生徒たちのスタートの日。迷いましたが、「自己開示」から入りました。
「一昨年休職したことを考えると、皆さんの前でこうしてしゃべっているのは奇跡に近い。自分の中では"もうダメかな"というどん底を味わった。それでもその休職期間で自分の価値観や生き方について向き合えて"今は休職してよかった、その決断をした自分が好きになった"」

これを聞いてどんなことを感じ取ってくれたか。保護者同席のホームルームだったので、保護者もどんなことを感じとってくれたか・・・。

「みんな仲良く」とか「団結」はしなくていい

 通信制課程はスクーリングがメインなのでクラスメイトとの関わりはほとんどありません。これまでの全日制の担任時代に散々言ってきたフレーズですが、今回は必要ないフレーズ、むしろ足枷になりそうなフレーズなので、生徒たちを安心させる意味で伝えました。周りに気を配らなくていい分、自分自身の矢印を向けて自分を理解してほしいとも伝えました。

大人が意識しないといけないこと

 ここ最近読んだ本や参加した複数のオンラインセミナーで「教育の再現性からの脱却」が教育の弱点だということを多く見聞きしました。「教育」の弱点なので「学校教育」の弱点ではありません。そのことを踏まえ、保護者を含みたくてあえて「大人」が意識しないといけないと伝えました。
余談ですが、「教育の再現性」について「自分が教わってきた方法で教えない」とFacebookで投稿したら高校時代の英語の先生が「いいね!」をしてくれました。

来週からいよいよスクーリング開始

 本格的に生徒と保護者と関わります。まだまだ不安が多いです。ただし、個々のポテンシャルはとても高そうなので、どう開花するか楽しみです。

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