デジタル一眼を知ろう(無料公開)
デジタル一眼の最大の特徴は、レンズを交換できることです。
レンズを交換できることで、同じ場所で、同じ被写体を撮影していても、全く違う写真に仕上げることができます。
例えば、人間の目よりも広い範囲を写すことができるレンズ
遠くの被写体をぐっと近くに引き寄せて大きく写すことのできるレンズ
自分はその場を動かなくても被写体に寄ったり、引いたりできるレンズなどに交換できます
(24-70mmレンズの24mm側)
(24-70mmの70mm側)
一眼カメラの一眼とは、「ひとつの眼」という言う意味があります。
カメラのファインダーの位置とレンズの中心部分の位置は数センチ差がありますが、ファインダーでみている画角の通りに撮影できるので、一つの眼という意味の一眼カメラと呼ばれています。
そして、一眼レフカメラと一眼カメラの違いはカメラボディの中に光を反射するミラーがあるかないかで「レフ」という言葉がついたり、つかなかったりします。
一眼レフカメラには、ボディの中にミラーがあって、このミラーがレンズを通した映像をファインダーで同じように見えるようにしてくれています。
シャッターを押すと、ファインダーの中は真っ黒になります。
なぜかというと、ミラーが上に上がるのでファインダーに反射できなくなるからです。
このミラーが上がっている間は、ミラーの奥にある光を、‘’像‘’として捉える撮像素子という板に光を画像として記録されているんですね。
シャッターの「カシャッ」という音はこのミラーが上下に動いている時の音です。
もう一つ、一眼レフカメラの「レフ」という言葉が無い、一眼カメラはミラーが無いカメラの事です。
ミラーレスカメラとも呼ばれています。ミラーレスカメラの特徴は、ファインダーで見えているのは電子映像だということ。
どちらもリアルタイムの情景をファインダーで見ることができますが、一眼レフは、ガラス越しの情景。
ミラーレスカメラは電子映像に変換された情景。という違いがあります。
またミラーレスカメラはボディの中からミラーを無くすことで、かなりコンパクトで薄く作ることができるようになりました。
一眼レフカメラの方が歴史が長いので、交換レンズのバリエーションはミラーレスカメラとは比べ物にならないほど差があります。
(一眼レフカメラ用交換レンズ)
レンズアダプターを使うことで今までのレンズも使うことができるものもあります。
(レンズアダプター)
ミラーレスカメラはミラーが無いので、シャッターの音を無音にしたり、ファインダーをみながら写真の明るさや色味をリアルタイムで確認できることや、ピントがちゃんと合っているかをファインダー内で拡大表示して確認できるようになったりと一眼レフカメラとミラーレスカメラには違いがあります。
どちらもレンズが交換できることと、画質や画素数が著しく違うなどはありませんが、操作性や携帯性などを基準に選ぶと自分にピッタリのカメラに出会えると思います。
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このマガジンはデジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラの基礎知識と技術を身につけるための内容をまとめています。 対象は初心者から中級者で…
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