第3回マンホール聖戦「東京23区コンプ祭」開催中/インフラ・クライシスから社会を救う!
2021年8月に渋谷区で初めて開催した「マンホール聖戦」は、9月に新宿区・中野区・港区を加え、盛況のうちに幕を閉じました。
そして現在、第3回マンホール聖戦「東京23区コンプ祭」が開催中です。大変大きな反響をいただき、ありがたく思っております。
マンホール聖戦「東京23区コンプ祭」とは
マンホール聖戦とは、マンホールコレクションゲームアプリ「鉄とコンクリートの守り人 」を使ってマンホールの守り人となり、全国のマンホール一斉調査を行うことによってインフラ・クライシスから社会を救う実証実験イベントです。
第3回となる今回は、10月23日(土)〜10月31日(日)まで開催しており、賞金総額はなんと100万円!イベントの賞金は全部で5カテゴリあって、個人でもチームを募っての参加でも受賞チャンスがあります。
都内在住以外の方でも、アプリを通じてご参加いただけます。
参加方法は簡単3ステップ。
STEP1)公式LINEに登録
STEP2)ゲームに登録
STEP3)近くのマンホールを撮影orみんなの写真をレビュー
イベントや参加についての詳細はこちらからご確認ください!
日本のインフラをみんなで守る
私たち日本鋳鉄管は、NPO法人Whole Earth Foundation(WEF)と共に、老朽化が進む全国のマンホールの情報を、市民の方々がゲームに参加いただいて収集していくスキームの活動を進めております。
「マンホール聖戦 東京23区コンプ祭」は、コンセプトや収集系ゲームの面白さから、多くの方にご関心をいただき、続々とメディアに取り上げていただいています!
テレ朝NEWS(スーパーJチャンネル)
ABEMA TIMES
TechCrunch
ねとらぼ
なぜ日本鋳鉄管がこの活動を行っているのか?
インフラを的確に更新して、国土の強靭化、安心して暮らせる社会を再構築することは、喫緊の課題です。ではそれをどうやって実現したらよいのでしょうか?市民一人一人の参画が近道なのではないかという発想で、取り組みを始めました。
全国の300万個のマンホールは老朽状態!?
マンホールは全国に約1500万基あり、そのうち約300万基が30年超えの老朽状態にあると推定されます。マンホールの標準耐用年数は車道用で15年ですから、全体の2割のマンホールは倍以上の年数使用されていると考えられるのです。
古いものはガタ・段差があって躓き転倒の危険がありますし、外れ止めがないのでゲリラ豪雨時にはずれて気づかないと穴に落ちて重大な事故になる恐れがあります。他にも摩耗するとバイクなどのスリップ転倒事故に繋がる危険性があります。
一方で、毎年更新されるマンホールは10万基ですから、このままだと単純計算ですべての更新に150年かかってしまうのです。
そこで前述の通り、効率的な更新を促進するという大命題に市民の力で取り組めないか?と考えています。
実際に、実証実験では、渋谷区全域の約1万個のマンホール情報が2日と少しの時間で集まり、市民参加の力を改めて認識した出来事でした。
今後も我々は、実証実験を進め、生活インフラを守るためのデータ収集を続けて参ります。そしてそのためには、皆さまのゲーム参加がかけがえのない力になります。ぜひご参加ください!