第50回衆議院議員総選挙【2024/10/27】
今日の夜ごはん
第50回衆議院議員総選挙
ということで、本日はいよいよ選挙の日です。
昨日の日記と同じく、ここでは具体的な候補者・政党の支持・不支持には触れませんが、
見ていて良くも悪くも気になった点を書き残しておこうと思います。
まずは各局の選挙特番。
最近ではもはや恒例となっている、候補者にまつわるもはや関係のないコメントに加えて、
（僕が気付いていなかっただけかもしれませんが）今回から各小選挙区にもコメントがつくようになりました。
「チロルチョコの故郷」とか、「夜景が綺麗」とか、そんな感じでコメントがついていて、候補者のコメント同様もはや選挙に関係なくて面白かったですね。
続いて裏金マーク。
これについては賛否が分かれるところではありますが、
今回の選挙の争点の一つが「政治と金」であることもあり、
それにかかわる部分が可視化されているのは悪いことではないのかなと思いました。
ただ、どうも自民党の議員にしかそのマークがついていなかったらしくて、
やるならちゃんとすべての候補者に対して、分かっている範囲で良いからマークを付けてほしかったですね…
（というか、多少のことは皆さんしているんじゃないですか？知らんけど。）
主な気になった点はこの2つですが、全体的に政治をエンタメ化する傾向が強まっているのかなという印象を受けました。
個人的にはやはり政治にあまり関心がないと言われている日本人にとって、
こうして面白く報道することで、政治にちょっとでも興味を持ってもらうという意味では、良いことなのではないかなと思いました。
その一方で、特に裏金マークなんかはそうですが、
テレビ局が国民に伝えたいことを伝える。（伝えたくないことは伝えない）
いわゆる偏向報道がしやすくなってしまっているのではないか。
という点は気になりますね…
無機質で最低限の情報だけ流していれば、偏向報道なんてあまりやりようがありませんからね。
ここのバランス・公正公平は難しいところです。
続いて選挙結果全体について。
やはり今回の選挙結果で一番の目玉はこれでしょう。
とうとう与党の議席数が過半数を割ったわけですから。
よく、こうした過半数割れ与党や少数政党が乱立する状況は、
政治が不安定になると言われますが、
個人的には議論が少しでもまともに行われやすくなって良いのかなとは思います。
いろいろな立場の意見が反映されやすくなるわけですから。
（ただし、第一党の議席数が全体の30%以下となるようなあまりにもバラバラすぎる議会は良くないと思いますが…）
まぁとにかく、国民の生活苦が叫ばれ、国際的な競争力が落ちてきている今、
「日本人に生まれてよかった」と思える国であり続けるために、少しでも良いほうへと国を引っ張っていってもらえると嬉しいです。
そして僕たちも政治に無関心にならずに、自分事として考えていければと思います。
以上、まだ選挙権もない一般人の独り言でした。