ロボトミーEGO::赤眼・懺悔良秀 評価
こんにちは、管理人。
囚人番号4番良秀の特別な可能性について報告します。
お役に立てれば幸いです。
「ヴァルプルギスの夜」について
公式X
概要
メフィストフェレス号に周期的に訪れる特別な抽出イベントです。
普段の抽出範囲は過去3年ほどを対象としていますが、この現象が起きると過去10年ほどに引き伸ばされます。この期間にしか抽出できない特殊な可能性が存在するので、管理人の皆様は注意願います。
他のゲームでいうところのガチャイベントです。
Project Moonの過去作品であるLobotomy Corporation、Library of Ruina と深く関連するものが実装される、自社作品内でのコラボイベントです。
いくつか大事な注意点があるので以下にまとめておきます。
ヴァルプルギスの夜に実装される人格、EGOは強力なものが多いです。
今すぐ必要なものは少ないですが、手に入れて損することはありません。
課金をする場合は自身の財布と相談しながら計画的に。
公式X
赤眼と懺悔について
この人格は所持しているEGOの力を使って戦う。
これらの特殊なステータスはそれらを端的にあらわしたものである。
二つのステータスは「充電」と同じ挙動をする(後述)。二つともそれぞれ3つの段階が存在しており、段階が進むごとに能力がさらに強化される認識で大丈夫だ。段階はそれぞれの数値が高くなると勝手に進む。
なお赤眼と懺悔は数値によって強化されるが、この効果を及ぼすときの数値はターン開始時のものを参照する。
それぞれ整理してみよう。
赤眼
幻想体「蜘蛛のつぼみ」のEGOである「赤眼」由来の力。
この赤眼の能力は主に出血に対応している。以下に細かい能力を記す。
総括すると、数値が高くなるほどより多くの出血を付与できるという認識で大丈夫である。
懺悔
幻想体「たった一つの罪と何百もの善」のEGOである「懺悔」由来の力。
この懺悔の能力は主に精神力に対応している。以下に細かい能力を記す。
総括すると、懺悔を獲得するスキルコインを的中させると段階に応じてより多くの精神力を回復する点、毎ターン開始時にバリアを得る点を押さえておけば大丈夫である。
パッシブについて
この人格は3つのバトルパッシブを持っている。
一つ(『EGO同化』)は特殊ステータスである「赤眼」と「懺悔」の性質に関するもの、他二つ(『蜘蛛ヅラ』、『しゃれこうべ』)はそれぞれ「赤眼」と「懺悔」に対応した能力を持っている。前者は常に発動するが、後者はそれぞれ異なる属性を保有すると発動することに注意しよう。
EGO同化
特殊ステータスの「赤眼」と「懺悔」の性質に関するパッシブ。
これらの特殊ステータスは特殊充電として扱われ、充電回数を獲得するときに代わりに二つの特殊ステータスをランダムで得る。
これは鏡ダンジョンなどで獲得するEGOギフトで有効なので覚えておこう。
なお厳密には「特殊充電として扱われる点」はパッシブの内容には含まれてはいないが、簡単のためここで説明させてもらった。
余談だが、この性質によってこの人格は出血を付与する人格でありながら、同時に2種類の充電を扱える充電人格の一種であるとも捉えることが出来る。
蜘蛛ヅラ
ロボトミーEGO::赤眼に対応するパッシブ。主に赤眼を得るスキルコインが的中したときの効果を表す。細かい効果は以下の通り。
赤眼を得るスキルコインはなるべく速度の遅い、出血を保持した相手に当てるようにしよう。
しゃれこうべ
ロボトミーEGO::懺悔に対応するパッシブ。主に懺悔を得るスキルコインが的中したときの効果を表す。細かい効果は以下の通り。
懺悔を得るスキルコインは自身の精神力をなるべく高い状態に保って的中させるようにしよう。
良い点
1.雑に強い
と、ここまでかなり長い説明をしてきたがヴァルプルギスの人格にしては珍しく、雑に振り回しているだけでこの人格は非常に強い。より効率的に動かすなら性能の理解は必須だが、ただ使うだけでもなんとかなる性能をしている点は評価できる。
よくわからなければ出血が付与された相手を殴るようにしよう。そうすると赤眼も懺悔も獲得することが出来て、この人格の強みを感じることが出来る。
2.精神力の安定度が高い
これはロボトミーEGO::懺悔の能力によるところが大きく、懺悔の攻撃を相手に的中させることで常に精神力を高い状態に保ちやすい。これをゲーム内の表現に言い換えると、「懺悔を得るスキルコインを的中させる」となる。
精神力を常に高い状態に保つことで得られるメリットは言わずもがなで、このゲームでは非常に強い。EGOを撃った後のリカバリーが早い点もポイント。
悪い点
1.挙動が複雑
完全に理解するとなると非常に癖のある人格。
先述した通り、この人格は結局のところ「2種類の特殊充電を扱う、充電出血アタッカー」である。しかし普通の充電とは若干異なる挙動、膨大な効果の説明の2点からから少しゲームに慣れてきたプレイヤー向けである。
2.強化されたスキル3の後に隙がある
赤眼と懺悔をためて打つことのできるスキル3「ガチでドタマを割る」の後に、1ターンだけ赤眼と懺悔を得ることが出来なくなる。いわゆるクールタイムというやつで、これは明確な隙となっている。
若干のリターンはあるものの、それを目当てに撃つことは避けたほうがよいだろう。
同期Ⅳの検討
同期Ⅳにすると、同期Ⅲ時点では若干貯まりにくい懺悔の回りがよくなったりマッチ周りがさらに強化されたりする。
全体的にこの人格をさらに強化する方向へと成長する。今すぐ必要ではないが、主戦力として使用するなら同期Ⅳにするとさらに扱いやすくなるだろう。
罪悪属性の考察
出血編成にはうれしい嫉妬持ち。
何かと必要な憂鬱、出血編成には要の色欲も備えているため、全体的に優秀な属性であるといえる。
ひとこと
旧L社である、ロボトミー本社で働く良秀の可能性。
良秀らしく、マッチが強く火力を出せる人格である。
ヴァルプルギス人格には珍しい、汎用性の高い雑に強い人格でもある。
しかしながら、性能が複雑な点からゲームを始めたばかりの人には勧めにくいのはいつも通りのヴァルプルギス人格という印象だ。
よくわからなければ出血を付与された敵を殴るように意識すれば十分に働いてくれる。出血編成に組み込むとその強さを実感できるだろう。
「EGOの主導権は私にある」と彼女が主張するにたがわず、十全にEGOを使いこなした性能を見せてくれる。少しゲームに慣れてきた頃合いにぜひ手に取ってほしい人格である。
リンク・あとがき
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