Limbus Company シーズン4パスEGO 評価
こんにちは、管理人。
4月11日にすべてのシーズン4パスが開放され、EGOを手に入れることが出来るようになりました。
使い方が複雑なものもあるため、解説も含めてここに報告します。
お役に立てれば幸いです。
※なお強さや戦略は現時点(2024/4/14)のものです。今後の研究次第で強さは大きく変動します。ご留意ください。
有料と無料の区分
以下に無料でもらえるものと有料でもらえるものを記しておきます。
シーズンパスを買うときの参考にしてください。
グレゴール過ぎし日
危険度はTETH。総評としていかれてます。
グレゴール待望のまやかし以来の使いやすいEGO。
(これが無料でいいのかな…)
ぜひ確保することをお勧めしたい。
覚醒スキル
グレゴール待望の精神回復EGO。
しかし、資源に憂鬱を使うためかなりの激戦区になることが予想される。
沈潜パーティでは自分と味方二人に最大35の精神力を回復できるうえ、精神力収支最大+15というすさまじいことが出来る。回復EGOとしての1人当たりの最大回復量はおそらく全EGO最大。
これからの沈潜パーティのスタンダードになることが予想される。
呪いは特殊デバフで1ターンごとに決まったデバフの中からランダムに付与される。ほかに付与できるものはファウスト呪いの釘があげられる。
侵蝕スキル
精神回復効果がなくなった代わりに憂鬱脆弱を付けられる。
さらに沈潜回数を付与できるため、痒い所に手が届く性能。
先制で打てると強い。
ただし、精神消耗量が30と増大したうえで回復もないことには注意が必要。
パッシブ
とどめを刺すと最も少ない大罪資源を獲得できる。
沈潜威力と回数に応じてさらに増加する。
これも単純に強い以外いうことがない。
しいて言うなら、グレゴールでとどめを刺すことを意識しよう。
解析Ⅳは必要か
しなくとも十分に活躍できる。
精神回復量が上がり、沈潜回数の要求量が減って使いやすくなる。
Ⅲでも十分に仕事は果たせる。
イサン過ぎし日
危険度はZAYIN。パッシブが非常に強いEGO。
ZAYINで広域なのもうれしい点。
沈潜威力をばらまけるため、回数を稼いだ後のブーストとしても優秀。
こちらも確保をお勧めしたい。
覚醒スキル
グレゴールまやかし、ソーダ良秀(解析Ⅳ)に次ぐ広域ZAYIN。
多くの敵に沈潜がばらまける。
さらに資源が優秀で、採用される沈潜パーティではかなり余るため、片手間で打てる。
沈潜が必要だが束縛付与でマッチ管理もばっちりこなす。何かと便利なEGO。
侵蝕スキル
覚醒スキルの束縛を付けるところを強化し、代わりに沈潜をばらまけなくなった。憂鬱共鳴でさらに加重値が増加し多くの敵を巻き込める。
あまりにも早すぎる敵が大量に出てくる場面では有効だが、烏観刀でクイックをばらまいた方が早い印象。もしもの保険として考えておこう。
パッシブスキル
沈潜威力と沈潜回数を参照してマッチ威力が増える。
マッチ威力が増えることは雑に強いのでこれ目当てで発動するのもあり。
解析Ⅳは必要か
Ⅲでも十分に活躍できる。
覚醒スキルの沈潜ばらまきが強化される。また、使いにくかった侵蝕スキルが強化される。侵蝕スキルを使いたいなら強化してもよいかも。
ドンキホーテ電気哀鳴
危険度はTETH。とどめ用のEGO。
しかし、充電が十分貯まった状態でとどめを刺すならわざわざEGOを使わなくてもW社ドンキホーテの空間切断で何とかなる点、そもそもEGO自体が単コインで火力を出すことに向いてないことから、あまり目立たないEGO。
現状(2024/4/14)、嫉妬共鳴させたいなら中指ドンキホーテでの侵蝕スキルを主に運用していくことになる。
覚醒スキル
充電20を消費して広範囲に超火力攻撃を叩き込んで殲滅するコンセプト。
しかし先ほど言及した通り、充電20もあるなら普通に空間切断を2回打った方が火力が出るし扱いやすいため、同期Ⅲ覚醒ではあまりスポットライトが当たらない印象。斬撃属性があまり有用でないときに使うことを考えよう。
嫉妬共鳴での効果や敵討伐時の効果は申し訳程度なのであまりあてにしないほうがいい。
侵蝕スキル
侵蝕スキルは目を見張るものがある。
侵蝕スキルは体力を消費して強引に充電をため、超火力を広範囲に叩き込む。加重値とダメージが嫉妬共鳴で増加するので嫉妬共鳴を意識しよう。
体力から充電をためれる点が強力で、充電編成でなくとも採用できるのはよい点。同じ資源を使って覚醒スキルを撃つならこちらの侵蝕スキルを撃った方が扱いやすい。OVERCLOCKを活用しよう。
パッシブスキル
斬撃または嫉妬属性のスキルで敵を倒すと攻撃威力増加1を得る。
申し訳程度だが、1で生死を分けるときがあるため発動して損はない。
しかし、これを目当てに覚醒スキルを強引に撃つことはあまり推奨しない。
解析Ⅳは必要か
必要。
解析Ⅳにすることで条件を達成したうえでの火力がさらに増加する。
このEGOは火力を出すことが役割なため、火力の増加は正義。
侵蝕スキルでの体力減少も緩和されるので使用するなら解析Ⅳにしよう。
ムルソー電気哀鳴
危険度はTETH。ムルソー待望の充電EGO。ムルソーの充電人格は充電が不足しがちなため、充電を得られるEGOはありがたい。威力が基礎威力よりなのもよい。麻痺がついているときのマッチにも強気に出れる。
なくともなんとかなるが、あると戦略の幅がさらに広がる。
覚醒スキル
自分の充電回数を増やしたうえで、味方に充電を配れる充電サポート用のEGO。扱いやすくなったドンキホーテ電信柱。
さらに嫉妬共鳴で対象の味方を増やせるし、嫉妬ダメージ増加も入る。スキルリセマラは避けられないが、鉄道などでの開幕速攻にも使える。
資源も充電パーティならほぼ入っている嫉妬のほかに、憤怒が1つだけなのも扱いやすい。破裂はおまけ。
侵蝕スキル
覚醒スキルとは打って変わって充電を消費して広範囲に火力を叩き込む、ドンキホーテ電気哀鳴と似たコンセプトへと変化する。夢見る電気羊シリーズに一貫して嫉妬共鳴で強化される。
ムルソーは現状(2024/4/14)、充電を消費して火力を出す選択肢が少ないのでこちらも十分選択肢に入る。充電回数10以上でダメージ増加が発動する点も小回りが利いてうれしい。
的中時に麻痺1が入るため、どうしようもないマッチに対する万が一の保険にも使える。
パッシブスキル
共鳴数4以上で攻撃レベル、防御レベルが2増加し、嫉妬共鳴なら両隣の味方にも付与する。
攻撃レベルでマッチの生死を分ける場面や、防御レベルで若干ダメージを押さえられたりはするものの、これ目当てで発動することはない印象。
解析Ⅳは必要か
しなくとも活躍できるが、解析Ⅳにするとさらに活躍できる。
覚醒スキルは自身への充電と嫉妬共鳴での嫉妬ダメージ増加の付与量が増える。
侵蝕スキルは麻痺をさらに付与できるようになるのと加重値の上限値、火力がアップする。
鉄道での記録をさらに極めたいなら一考する価値はある。
ウーティス拘束
危険度はWAW。この見た目からまさかの振動EGO。
振動-亀裂という新たな振動を振幅変換で付与できる。
さらに覚醒スキルでの精神消耗が独特で、ターン終了時に減少する。
WAWではあるが使いどころを選ぶユニークなEGOとなっている。
振動-亀裂について
振動-亀裂威力20以上で混乱させると、より高いダメージを与えられる状態に移行させることが出来る。
マッチ回数での発動は相当長いマッチをしない限りあまりないのでおまけ程度に考えよう。
まず、マッチ回数について説明する。マッチをして勝敗が決するたびにマッチをしているキャラの間に数字と韓国語が出ているが、あれである。あの数字がそのままマッチ回数となる。
次に混乱段階について。混乱をさせて攻撃していると、たまに混乱+と表示された経験があると思う。混乱には段階があって、深刻ではないほうから混乱、混乱+、混乱++である。
では、混乱段階が増えると何が起こるかというと、段階が進むと物理耐性がさらに脆弱になる。混乱段階が低い方から2.0倍、2.5倍、3.0倍である。
覚醒スキル
先ほど挙げた振幅変換:亀裂を起こすことが出来る。
発動条件はややこしいが、混乱時のダメージが跳ね上がるため発動させて損はない。
ダンジョン等で開幕に撃つのもいいが、混乱区間前進効果の促進によって振動威力が20貯まりきる前に混乱してしまう。そのため、戦闘中盤あたりに撃つことが妥当か。
精神消耗の仕方が少々特殊な挙動をする。最初は10だけ消費するが、3ターン経過するまでターン終了時に9減り続ける(Ⅳだと8)。合計で37(34)消費することになるため、マッチに勝つなどしてうまく対応しよう。
要求資源が扱いやすい。奥歯ウーティスで傲慢以外は賄える。ほかの人格から傲慢は供給してもらおう。
傲慢または怠惰共鳴で加重値が増加することも頭の片隅に置いておこう。振動編成ならば怠惰共鳴はそこまで難しくない。
侵蝕スキル
単純に覚醒スキルが強化される。しかし、要求資源量が合計16とすさまじい。資源量に見合うかといわれると微妙なので、こちらを使用するなら解析Ⅳにすることを検討しよう。
精神消耗は通常通りいきなり35減るようになるため、こちらも注意。
パッシブスキル
ウーティスが攻撃したときに混乱状態になるか倒すと、傲慢資源、他のランダムな資源+1。
火力役である奥歯ウーティスとかみ合った効果。
資源をもらえるのは雑に強いが、そもそもの要求資源量が高いのでこれ目当てで打つことはない印象。
解析Ⅳは必要か
Ⅲでも運用可能。
覚醒スキルでの振動爆発がより強力になる。
侵蝕スキルでは最大3回も振動爆発を起こせるようになる。
侵蝕スキルでロマンを追い求めるなら解析しよう。
ヒースクリフ拘束
危険度はWAW。シーズン4のメインビジュアルを務めるEGO。
メインビジュアルEGOの例にもれず、雑に強い。ただし、新効果の「王の前へ」は少し考えて運用する必要(後述)がある。
この例もウーティス拘束と同じく、精神力が後払い形式で徐々に減っていく。総量で見ると精神消耗量は全EGO中でも最大級。うまく精神を回復しながらカバーしよう。
「王の前へ」について
ヒースクリフ拘束でしか得られない新効果。
効果は「実質的な加重値増加」といっても差し支えない。詳しく言うと、加重値1の攻撃をしたときにHPが低い相手二人にコイン効果の50%の威力、同じ属性で追撃が発生する。
この効果のみだともちろん強すぎる。そのためか、この効果と一緒に付与される束縛20が曲者。大体速度1となるためマッチは取れない。挑発値を獲得しておくか、一方攻撃で我慢しよう。なお速度が大事な要素となるウサギヒースクリフとは絶望的に相性が悪いことは覚えておく必要がある。
覚醒スキル
加重値5の広域という点でも強い。
雑に付与される沈潜と振動の両方を同時に扱える人格は現時点(2024/4/19)でいないため、おまけ程度に考えるとよい。
覚醒スキルでカギとなるのは「王の前へ」だろうが、50%の威力しかないため資源総量11に見合うかといわれると少し微妙。攻撃威力も1しか上がらないため、解析Ⅲでの覚醒スキルは少し控えめな印象を受ける。
侵蝕スキル
侵蝕スキルはその総資源量に見合ってすさまじいものがある。
先ほど言った覚醒スキルの強化版の効果に加え、憂鬱または傲慢の共鳴数に応じた人数の味方を憂鬱攻撃の鬼と化させる性能をしている。憂鬱が多めの編成で撃つとすごいことになるのは明白。
しかし、ここでも束縛20が曲者でほぼマッチをとれなくなるため、低体力時に撃つと事故が発生することがある。精神力も一気に50ほど削れる(OVERCLOCK時)ため、ハイリスクハイリターンな性能をしている。ここぞというときに撃とう。
パッシブスキル
自分のスキルを含んで4以上の共鳴をすると攻撃レベルと防御レベルが3増加。該当の共鳴が完全共鳴なら5も増加する。
共鳴数が多めで条件達成が大変だが、その大変さに見合った効果でものすごく強い。共鳴を意識すれば自然と完全共鳴になりやすいため、完全共鳴の条件も意外と達成しやすい。
解析Ⅳは必要か
覚醒スキルを主軸に回すならぜひともしたい。しかし、要求される紐とかけらも多いため余裕があったらで構わない。
同期Ⅳにすると覚醒スキルで得られる「王の前へ」が「縛られし王の前へ」へ進化する。こちらは100%の威力で攻撃することが出来るようになり、覚醒スキルでの資源量に見合った効果にようやくなる。
ただでさえ強い侵蝕スキルもさらに強化されるため、同期Ⅳにして損することはない。
EGOがわからない方へ
万一のために載せておきます。
こちらのページをご確認ください。
筆者から
ここまでお読みいただきありがとうございます。
再三言いますが、今後の研究、戦略次第で強さは大きく変動します。
現時点では使いにくいEGOも今後の発展を期待しています。
何かありましたら筆者X(@nichirinterasu)までお願いします。
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